茂沢川沿いの道に『南無大日如来』と刻まれた石碑が立っています。
実はこの道、ゴルフ場へのアプローチにもなっていて、外国製高級乗用車なんぞが駆け抜けます。
石碑の隣には資材置き場の倉庫が建って居り、その前に車一台停められそうなスペースが開いています。此方にバイクを置かせて頂いて。
数段の石段を登ると『御堂』です。

でも不思議なのは『石柱』の奥に立つ『幟立て』の柱。
『幟』は神社の入り口に立てるもので、長い木の棒の先に『横木』を取りつけ、『幟旗』を縛り付けた後、数人掛かりで立ち上げた後、『幟立て』の穴に落とし込み、柱の穴を利用して木材等で固定します。
此れを『祭事』の度に『幟立て』『幟降ろし』を繰り返します。
何故知ってるかって? 消防団で散々やらされましたから。

『御堂』の前にはお地蔵様。以前は赤だったであろう頭巾と前掛けをしています。
お地蔵様に合掌してから本堂で参拝。

座像・立像併せて5体の木像が並んでいました。
一番背の高いのが『大日如来立像』 両脇には『脇観音』が二体。
座像が解りませんが、頭に冠を載せている処を見ると『閻魔様』?
厨子が空なのも不思議。
御本尊とサイズが合わない。
台座としている木材も、結構分厚い木を使っている処を見ると大事にされているみたい。
お賽銭と思ったら入り口は閉ざされていましたので戸の敷居に置きました。
小さな村の、村はずれの小さな『御堂』 なんか好きなんです。