雨乞い地蔵

 

 佐久から上信越自動車道を『更埴ジャンクション』に向かって走ると『長いトンネル』が二つあります。二つ目の『五里が峰』トンネルを抜けると直ぐに『森トンネル』に入りますが、この東側の山ひとつ超えた処が『あんずの里』

 

 そして『森トンネル』を抜けると其処は『チューリップ畑』や田畑が広がる開けた場所に出ます。でもこの少し先に『オービス』が在るからわき見なんかしてないで安全運転厳守です。

 

 千曲川流域とは異なりますのでこの平地を造り出したモノは?

 

 と何時か訪ねてみたいと思っていました。

 

 『あんずの里』には『沢山川』、『倉科』には『三滝川』が流れていますがどちらも扇状地を造れるような水量の川ではありません。

 

 となると耕地整理による『ブルドーザー』が想像されます。

 

 面白い物なんか無いかな?なんて思いながら知らない道に入り込むの結構好きでして、行き止まり迄行ってみるかと山道を走る事もあります。

 

 終点が民家の庭だったりして慌ててUターンなんて事もありましたけど。

 

 

 山沿いの道を走っていて見つけたのが『雨乞い地蔵』

 

 『農業用水』が当たり前のように流れている現在では、『日照りの恐怖』なんぞ感じる事も無いですけど、昔は死活問題。

 

 それこそ自分の田んぼに水を取り込もうとして『掟』を破り『村八分』なんて処遇を受たのも『農業用水』が完成するまでの出来事です。

 

 神仏に頼るしか無かった時代、さぞや『お地蔵様』も頼られたことでしょう。

 

 雨にも負けず 風にも………

 

 寒さの夏は 涙を流し 日照りの時は オロオロ歩き

 

 『宮沢賢治』も実体験しているみたいですし。