『花』でも『華』でも無く『鼻』
佐久にも『鼻顔稲荷・はなづらいなり』が在りますから、さほど不思議にはかんじませんでしたけど。
鼻が欠けていたなら『鼻取れ地蔵』でしょうけど『鼻取り』ですから?
『牛』の鼻先に付けた金具を『鼻輪』といい、牛を引き廻して歩く事を『鼻を取る』と云いますから、お地蔵さんが牛の鼻を取って農作業した?

駐車場の脇に看板が立っていました。

大事な仏像を川に投げ込むのもどうかと思いますけど、必死に雨乞いしたんですから。
現代の様に用水には何時でも水が流れている訳じゃないです。
『日照りの時は涙を流し 寒さの夏はオロオロ歩く(by宮沢賢治)』くらいなら『お地蔵様』を川に放り込んで雨が降るなら、いくらでも放りこんじゃいます。
では『放り込まれたお地蔵様』を拝見しましょう。

石段を登り上げると『鐘楼』を備えた立派な寺院が在りました。(少し驚き)
山号に『成田山』と在るのですから『真言宗・智山派』
只、ご住職が常駐している様子は在りません。
本堂は施錠されており御本尊は拝めませんでした。

グーグルマップで確認すると『一重山』に登る道が続いているみたいです。
只し『グーグルマップ』って二次元的にしか表示されないから標高差が解らない?
直線距離見て近いと思っていたら、断崖絶壁の高低差! なんて事もしばしば在りました。
案内板に『あと何分』とか『あと何百㍍』なんて書かれていても、素直に信じられなくなった今日この頃。(ただ単に歳のせいですってば)

御堂の脇に興味深い石像や祠が在るんですけど、なんせ『黄色と黒』の危険信号が飛んでいるのを見ちゃいましたから急いで離れます。
『黄色と黒は 勇気の印!』じゃ無くて逃げるが勝ちです。
『リ〇イン』は好きですけど『キイロスズメバチ』は頂けない。

更に登った処にも『社』が見えました。
鳥居の扁額が詠めませんけど、あらら。ハチの巣が在るのね。
刺激しちゃいけませんのでスゴスゴと引き返します。
だって一度刺されてるから『アナフィラキシーショック』出たらヤバイもん。