塩田平の南の山に沿って『前山寺』『龍光院』『中禅寺』と名古刹が並んでいます。
これらを結んで『散策道』が整備され『信州の鎌倉』を堪能出来ます。

石門は県道沿いに立っていますが、車で上の駐車場まで登る事が出来ます。
神社仏閣参拝の折には『一の鳥居』や『石門』から潜るを良しとしていますが、余りにも厳しい真夏の日差しに(2022/8)チョット手抜きしました。
だって歩けば

『山寺』ですから『里』から登り上げるのは当たり前なんですけどね。
先程の『前山寺』でも結構歩いたし。


『鎌倉殿』から遠く離れた『信州塩田』を治めていた『北条追善供養塔』が建っています。
他にも『北条義政』のお墓とか。
『供養塔』と『お墓』の違いは、戦などに起因して亡くなった大勢の方を合祀するのが『供養塔』で、一族や血縁関係にない者も祀られます。一方『お墓』は先祖代々血縁関係に在る者だけをお祀りする場合に限られます。
『北条義正』氏の塩田居城に端を発した『塩田北条』の『菩提寺』として息子『北条国時』氏により建立されたのが『龍光院』です。
『禅』や厳しい『修行』で知られる『曹洞宗』のお寺は、御堂のみならず庭の隅々まで丁寧に掃除され、清々しさが在って好きです。(武家に好まれた禅宗は『臨済宗』では?)

『塩田北条氏』は途絶えてしまいましたが『龍光院』では此れを手厚く供養しています。
では本堂へ。 次回です。