野辺山から清里へ。現在の国道はJR小海線と並走していますが、『佐久甲州街道』は『平沢峠』を超えました。
『甲斐の国』からは『信州善光寺詣り』や太平洋の『海産物』
『信州』からは『伊勢参り』物資として『蕎麦』などが多く行き交いした峠です。

『飯盛山』登山ベースとして広い駐車場・トイレ・自販機などが利用できます。
まぁ登山道に入らなくても『八ヶ岳』の全貌がすぐ目の前。

観る人の向きによるんでしょうけど、地図は『ノースアップ』で表示して貰いたい。

少し雪の残る新緑の頃が一番好きです。
この駐車場の隣に『獅子岩』が在ります。
動植物保護のフェンスで仕切られた扉を開けて、モノの3分で『獅子岩』です。

『プライド・ランド』で産まれたばかりの『赤ちゃんライオン』を夜空に掲げそう。
『右』を向いたライオンか、『左上』を向いているか議論が別れた事ありましたが、私には右真横を観ているように見えます。
まぁこの手の『〇〇岩』ってこじつけみたいのがおおいですからねぇ。

そしてもう一つ、この峠が私の知る限り『分水嶺最南端』だと思います。

この峠に降った雨は、日本海へ辿り着くのか、はたまた太平洋?
蒸発してまた雨になるんでしょうけど。
そしてもう一つ
『フォッサマグナ』命名の地だって初めて知りました。

『フォッサマグナ』って造語だったんだ。知らなんだ。

駐車場の傍らに草生した道らしきモノ。
「この道を 行けば どうなる物か 危ぶむなかれ」
ゴルフ場へと続いてました。