御柱が『川越し』する『細川』は『角寒天』の生産でも知られています。
海で採れる『天草』を、わざわざ信州茅野くんだりまで陸路で運び、煮出して布巾で漉し、型枠に流し固める。それを角状に(心太ですね)切り、寒冷の最中、田圃に設えた干し台に並べ凍みらせる。天然の『フリーズドライ』により出来上がったものが『角寒天』です。
そして完全に干からびた状態の物を仕舞う為の倉庫(板蔵)が此の地には沢山建っています。
『土蔵』では湿気の問題が在るのか、内部は板張りです。『桐』な訳ないでしょうけどね。

土蔵の三階建て何て初めて見ました。

現在は倉庫としての役目を終え、コンサートなどに利用されているそうです。
にしても維持管理が大変そうです。

そんな『寒天会社』の守り神だったのでしょうか『細女神社』が在りました。
細く無いのに『おかめ?』 近所の子供が遊ぶような公園になっていました。

拝殿は割と新しく、恐らく敷地内に在る古びた神社を移築したものと思われます。
『手押しポンプの井戸』も在りましたが此方はオブジェ。他に水道が在りました。

そして『遊具』はやっぱり『御柱・木落し』
小さい頃から遺伝子が育まれるのね。