火除け地蔵

 

 『笹原集落』の『公会堂』兼『消防詰め所』にバイクを停めまして散策開始です。

 

 前記『将軍地蔵』からさほど離れていないんですけど。

 

 

 『幟立て』が在りますので『神社』が在る事を示していると思われますが、『石仏』が並んでいます。

 

 道路整備の折にでも、分散していた石碑などを保護保存を兼ねて一ヶ所に集めた?

 

 道向かいにもお地蔵様が鎮座しています。

 

 

 『奥蓼科・明治温泉』へと続く『湯みち街道』の起点になります。

 

 『湯みち街道』は『東山魁夷』さんの絵画で有名になった『御射ヶ池』を通り『山の宿・明治温泉』や『渋・辰野館』更には『奥蓼科温泉郷・渋御殿湯』へと続く道です。

 

 尤も『八ヶ岳連峰』へのアプローチとして多くの登山者が利用する道でもありますけど。

 

 

 『湯みち街道』から集落へとはいると『土蔵の鏝絵』を発見。

 

 立体感のみならず『ガラス』の『象眼』や『針金?』の『髭』などの工夫が見られます。

 

 惜しむらくは『角』がポッキリ。

 

 

 『火除け地蔵』いい顔していますね。

 

 

 此方も『錫杖』と『宝玉』を手にしていますから『観世音菩薩』ですが、着ている服が違います。

 

 上は『法衣』や『袈裟』を纏った姿ですが、下はどちらかと云うと『神職』的な感じがします。

 

 これも『神仏混合?』

 

 昔から、怖いものの例えとして

 

 『地震・雷・火事・親父』と云われてきましたが昨今『親父』の権威は何処へやら。

 

 私ゃここらで『饅頭』が怖い。