『糸萱』の『蔵の鏝絵』を満喫した後、再びバイクに跨り『笹原集落』を目指します。
しかし曲がる道を一本間違えてしまい、『此処は何処?私は誰~?』
でも道は繋がってるから何れは辿り着くだろうし、行き止まりなら引き返せばいいじゃん。

多分あっちだろう(実は深みにハマる元)と知らない道を『勘』だけを頼りに走っていると、見つけました。
見事な『松』

向かいの広場には沢山の石像・石仏・石碑などなど。
恐らく道路整備の折に、一ヶ所に集められたか。

末の下にも『石碑・お地蔵様』が建っていますが一寸前のめり。
つっかえ棒が良い味出してますね。

隣接して『消防団詰め所』が在り、敷地には『火の見櫓』じゃない見慣れない物が建っています。
こーちゃん。若かりし頃『消防団』に属していましたが、一番大変だったのが『ホース干し』
全国の『消防団』は消火訓練として『操法』を練習しますが、どうせなら大会にしようと思ったらしく、毎年春に『操法大会地区予選』が開かれます。
『地区大会』が在るって事は『全国大会』もあるって事で、地区によっては熱の入れようがハンパ無い。
企業・消防団員OBの協力の元、春先の寒いうちから練習が始まります。
内容は如何に早く『火元に見立てた的』に水を掛けられるか。(興味ある方、YouTubeでポンプ操法検索)
で練習に使ったホースは乾かさないと次使えません。
で毎回『火の見櫓』からぶら下げて、中の水抜きをします。
此れが大変で。特に冬場に火事でも在ろうものなら………
それを解決してくれるのが此れ。

ホースを掛けて、電動で一気に持ち上げる。
決して安くは無いでしょうけど、これを設置するに至る地域の方の思いが伝わります。
入団希望者増えると良いね。消防団頑張れ~。