6月の暑さ。侮っていました。
『糸魚川』に到着したのは10:00頃でしたが、炎天下に焙られて身体が『涼』を求めていました。
涼むためによく利用するのは『スーパー・休憩所』とか『観光案内所』、コンビニはイートインスペース付きの椅子が在れば最高なんですけど、昨今のバカげた『二重税金制度』の煽りを喰らって、椅子の無いコンビニばかりです。
『スーパー』は店舗によっては無料のお茶が飲めたり、温めたお弁当、アイスクリームなんかも座って食べられるので重宝します。しかもエアコンガンガンに効いてたりして。
今回、取り敢えず『糸魚川駅・観光案内所』を目指しました。
『駅』も比較的利用します。観光案内図が大きな絵地図になっていたり、観光パンフレットが手に入ったり。時にはお得な割引券がついていたりして利用しない手は無いです。
仮に入館料とか温泉施設が¥100引きの割引券でも、グループで移動していれば結構な額になる筈。
最初に訪れたのは『ヒスイ王国会館』

入り口には大きな『翡翠原石』が置かれています。
一体どれくらいの価値が在るのだろう?
所々欠けているのは、まさか割られて持ち去られたとか?

1階お土産売り場の奥には『翡翠加工工場』が在り、研磨などの加工が観られるはずなのですが………ハイ。閉店です。(こんなパターンが実に多い、店休日の関係でどうしようも無いです)
ジュースとアイスとエアコンのお陰で生き返ったぜぃ。



今回『糸魚川』を訪れた目的のひとつが『翡翠採取』
『ヒスイ海岸』に打ち上げられるヒスイは誰でもが採取可能らしいのですが………
『観光案内所』のお姉さんいわく「砂防ダムができてからは、山から流れ落ちてこないんです。それでも海の荒れた翌日には、海岸に打ち上げられる事も在るんですけど、プロみたいな人が夜中から探し回っているから、価値のある石を拾うことは無理かも。」
道理で『ヒスイ海岸』で『ヒスイ探し』しても見つからない訳だ。
工場で出る『屑ヒスイ』を、夜中にばら撒いているとのうわさも在るとか無いとか。
折角自分で拾った『翡翠』で『勾玉』を造ろうと思ったんですけど………無理かな。

『糸魚川』は数年前、ラーメン店の失火が原因で駅の北側が大火に見舞われた街です。
昭和初期にも大きな火災が在り、教訓を生かして防火用水などを備えていたのですが、山を下る強風に火の粉が拡散、一度に数か所から火の手が上がり、『広域消防』をどころか隣県の『防災ヘリ』まで緊急出動しましたが『駅』から海岸方面にかけてのかなり大きな面積を焼失してしまいました。
数年の時が経ち、一見町は平常を取り戻しているかに見えますが、昔ながらの『雁木』が突き出た街並みなどは見当たりません。
街を散策してみようかな、と歩き出すと。


『奴奈川姫・ぬなかわ姫』の像が在りました。
日本神話三大美人とされたのが『木花之佐久夜姫・コノハナノサクヤヒメ』『奴奈川姫・ナヌカワヒメ』『天照大御神・アマテラスオオミカミ』だったかな?
『奴奈川姫』が何者かはまた次回。(予習しておくように)