佐久穂ICの千曲川対岸の辺りに、割と大きな『貯水池』が在るのを知っています?
この辺りから千曲川の上流部は川幅が狭くなります。
千曲川の造り出した、扇状地帯の一番上流部に在る『東電発電調整用貯水池』は『穂積発電所』へ送られ発電タービンを廻した後、千曲川へと放流されます。
そしてこの『貯水池』の東側丘陵に『蟻城』が存在していました。

『木曽(旧姓・源)義仲』縁故の『樋口氏』が統治し、東は『十石峠』を越えて上州の動静を見据え、南は『甲斐武田(旧姓・源)』の軍政を監視する拠点になっていたと考えられます。
『木曽谷』を統治したから『木曽義仲』と云われますが、出生は『丸子町(現上田市)』 戦の才能に長け、みるみる出世して戦国大名にその名を残します。

どうやら此処から登り上げるのですが………無理!
①暑さ対策無し ②飲料水不足 ③虫除け持ってこなかった④熊除け持たず
諸々を理由に入るのを辞めます。
秋以降の冬枯れじゃ無きゃ入れません。
諦めて『蟻城・北城』へ廻るも同じ様な体。
『蟻城』今回パスです。

で見つけたのが「千手院・木像百体観音堂』
扁額には『補陀落』と書かれています。

格子戸に嵌め込まれたガラス越しに撮影です。
そして境内の中には、隣に


納められた御札に『正一位稲荷神』と読めますので『神社』です。
その社の下に奉納されている『巻物』を模した『薪』
『五穀豊穣』とか『交通安全』とか『とい書かれています。
巻物は『経典』を意味しているのでしょうけど、良く解らんぜ『神仏混合』