『上野村・スカイブリッジ』の駐車場から行けるもう一つの観光スポットが『不二洞』=鍾乳洞です。
いつの間にやら観光化していました。昔は只、洞窟案内みたいのが在っただけだったのに。
トイレを借りようかと立ち寄った管理棟が料金所になっていました。
料金大人¥800。鍾乳洞としては普通かな。
某能登半島の先端付近に在る洞窟(鍾乳洞じゃ無い)は見学するだけで¥1500。
『岩泉・龍泉洞』でも大人入場料¥1100。
『糸満・玉泉洞』も昔は只だったのに今は入園料込み¥2000ですと。
お金の話じゃ無かったですね。

舗装路の上り坂をダラダラ登って来まして、設置された看板にワクワク。
でもこの手の看板には落とし穴が在りまして、高低差が解らない。

入り口に到着も、ドアの向こうは鍾乳洞じゃ無くてトンネル。

靴音だけがコツコツと(実際にはスニーカーですのでゴォフォ・ゴォフォ)
トンネル内は一年を通じて十数度。
ポロシャツ一枚だと肌寒い位ですけど人より余計に皮下脂肪がついてますんで、火照った体に心地良いです。

味も素っ気も無いドアに到着。ドアノブを廻すと………

いきなりの『異様空間』が出現です。
『螺旋階段?』 矢印に従って昇ります。

照明の届かない部分は当然の暗闇。やっと『立体図』に遭遇し、何となく全体を想像できます。
でもこの暗闇の中で測量して、観光出来る様に『螺旋階段』を運び込んだんですから。
いやぁ人間の想像力に脱帽です。

錆び錆びの無骨な階段を一歩一歩登ります。
『耐荷重』とか在るのかな? まぁ他に誰も居ないですけど。

息がゼィゼィし始めた頃、階段が終了。鍾乳洞の天井部に到達です。
地の底から登り上げた、そうかここが『極楽浄土』か。
でも此処からが『地獄めぐり』みたいな名前のオンパレード。
でも続きは次回なんです。