スカイ・ブリッジ

 

 『スカイブリッジ』と聞くと『三島・スカイウォーク』が有名ですが、遡る事20年前に『群馬県・上野村』に観光目的の橋が掛けられました。それが『上野スカイ・ブリッジ』

 

 出来たばかりの頃訪れましたが、橋の欄干部に取りつけられた装置から定期的に『シャボン玉』が吹き出す仕掛けが好評でした。

 

 風の勢いに乗って、谷間に向かいかなりの距離を飛んでいきました。

 

 それからかな。いつも車の中に『シャボン玉』を積んでいて、高い所に登るとシャボン玉を飛ばしてみたくなるの。

 

 今の『シャボン玉液』は中々割れなくて、大きさや風の流れによっては数百メートル飛んでいくんです。

 

 屋根まで飛んで 壊れて 消えた。 は昔の話。

 

 『童謡・シャボン玉』は、『野口雨情』の子供が生後すぐに亡くなってしまった実体験から作詞されたと云われています。

 

 シャボン玉 飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた

 

 シャボン玉 消えた 壊れて消えた 生まれてすぐに 飛ばずに消えた

 

 風 風 吹くな シャボン玉 飛ばそう

 

 作詞が『野口雨情』さん 作曲は長野県を代表する作曲家『中山晋平』さんの作品です。

 

 

 ほぼ20年振りに訪れたんですけど、雰囲気が大分変った?

 

 

 『某スカイ・ウォーク』は通行料¥1000。(橋から見る富士山が目当てだから通行料と云うより展望料?)

 

 しかも『ツアー』で訪れたから天気が悪くて何も見えなくても料金支払い済み。

 

 案の定何も見えやしねぇ。橋の向こう側も見えないんだから………

 

 『スカイブリッジ』は安心価格の大人¥100ですから。

 

 只、残念なのは『シャボン玉噴射装置』は故障したのか『シャボン玉セット』を売っていました。

 

 昔駄菓子屋の店先に並んでいた、『ピンク容器』と『緑のギザギザの吹き出し口付きストロー』のセット。やはり¥100です。

 

 人のいなくなった瞬間を狙って橋の真ん中で『シャボン玉』を飛ばしました。

 

 だって恥ずかしいじゃん。いいオッサンがシャボン玉。

 

 インスタ映えするかと暫く飛ばしていると人の気配。

 

 橋の袂からこちらを向いてるスマホ、スマホ、スマホ。

 

 いつの間にか観光バスが止まっており、沢山のスマホカメラがこっちを狙ってました。

 

 オッサンは写さなくていいから。

 

 

 『シャボン玉』を飛ばして『カメラ』を構える時にはシャボン玉は遥か遠くに飛ばされていて写真になりませんでした。

 

 橋を渡ると『芝そり滑り』やコテージ・散策道などが在るんですけど今回はパス。

 

 だからおばちゃん。シャボン玉飛ばしていたからって怪しいオッサンじゃ無いからジロジロ見ないの!