佐久の『ぴんころ地蔵』は知る人ぞ知るですけど、『御代田・泉洞寺』さんも『お地蔵さん』では負けていません。
そもそも『お地蔵さん』 正式には『地蔵菩薩』です。
人々が道に迷わない様に導くのが『地蔵』です。
『菩薩』とは『仏』の境地に成るべく厳しい修行を続けている者の事です。
インドの王子『釈迦』が悟りを得て『仏』となりました。入滅(死亡)後、56億7000万年後に『弥勒菩薩』がこの世の中を救済するまでの長~~い間、人間界他で救済の手を差し伸べてくれるのが『地蔵菩薩』 すなわち『お地蔵さん』です。
苦しい時や困った時、願いを叶えてくれるとされています。
『ぴんころ地蔵』さんには何処にも『コロリ』と書かれていません。
『長寿地蔵尊』と在り、長寿祈願のお地蔵様です。
それが何時しか、人の手を煩わせて迄長生きするのはどうなの?となり、年をとっても元気でボケたり寝込んだりせず、逝くときはコロリと大往生を願う人が参拝するようになり、最近では元気なうちに『さらり』と一筆、遺言をしたためる、『ぴんさらころり』が
理想となっています。

『泉洞寺』さん境内には沢山の『〇〇地蔵』が並んでいます。
上は『縁結び地蔵』

向かって左『お勉強 ハイハイ 一寸待ってね 地蔵』と『お勉強 え~っとわかったかな地蔵』

『さぁさぁ一杯 やっぺぇ地蔵』と『お勉強 ハイハイ これはですね地蔵』

『お~い 元気出そうぜ 地蔵』 『さぁさぁ 手を合わせて地蔵』

『支え合い地蔵』『さぁさぁ 未来を幸せに地蔵』

『卓球慈光地蔵』と極めつけ『氷環慈石地蔵』は『カーリング!』

でも本堂裏手の墓地に在る

『歯痛地蔵』が素朴で好きかな。