伊勢林大神宮

 

 佐久市岩村田の『鼻顔稲荷神社』は『湯川』の河岸段丘沿いに建っています。

 

 その鳥居脇から急坂を登ると『市民球場』や団地が広がります。

 

 県道44号線を『伊勢林』方面に登ると交差点の崖の上に、何やら像が見えます。

 

 何だろう?と思ったら即行動。(単なる暇人じゃ無いですってば)

 

 

 『伊勢林大神宮』 

 

 湯川の東岸、河岸段丘上に広がる『新子田』は、『香坂川』や『霞川』の水源に恵まれた稲作の盛んな地でした。古くから良質の米が採れ裕福で在った為に、『伊勢神宮』を勧進し『伊勢信仰』が盛んになります。湯川沿いに広がる林を『伊勢神宮御用地』に献上したので地名が『伊勢林』 だそうです。

 

 

 『伊勢神宮』ですので祭神は『天照大神』奥の『御社』に奉られています。

 

 

 お目当ての立像は『観世音菩薩』 でも社殿に背を向けて『湯川』の方角を見つめています。大概は来訪者を迎える様に立っているのに何故?

 

 

 台座に刻まれた文字に真相が書かれていました。

 

 『昭和23年8月23日』この坂の下で路線バスの事故が起きました。

 

 当時の交通手段のメインはバスです。死傷者五十余名を出す大事故でした。

 

 遺族とバス会社はニ度とこのような事故が起きぬよう『慰霊』と『誓願』を込めて『観音像』を建立、『鼻顔観音』と呼ぶようになりました。

 

 一度に大勢の死傷者を出す『バス事故』 『犀川スキーバス転落事故』『藤岡ジャンクション激突事故』『軽井沢バス転落事故』 いずれも人為的ミスです。

 

 誰でもが免許を持ち、運転が当たり前な為、中にはデタラな運転手を見掛ける事もあります。

 

 ハンドルに漫画本を置いて読みながら運転していたり、ゲームしながらとか、スマホでメールしながらとか。

 

 高速道路の料金所を過ぎたら『缶ビール』を飲みだした大型トラックの運転手を見た時は流石に警察に通報しました。

 

 事故は無くそうとしても起きるものだからと納得している人が居ます。

 

 最大限の努力をしていますか?

 

 『運行前点検義務』が在るのに貴方は点検していますか?

 

 夕方、トンネル内で『無灯火』で運転していませんか?

 

 『さだまさし』さんの『償い』は実話から生まれた歌です。