宝蔵・大黒堂

 

 『蓮田』から戻ってくると、真っ白な漆喰壁の『宝蔵』が建っています。

 

 一辺・二間(3.6㍍)四方程の小振りな藏ですが潔い白壁。

 

 正面に廻り込むと、あれっ 何か汚れてる?

 

 

 誰か悪戯して泥の塊りでも投げつけたか! と思いきや、よく見ると。

 

 

 左官職人の『鏝絵』でしょうか。

 

 茅野市には『鏝絵』の第一人者『小川天香』さんの作品を集めた『鏝絵天香館』が駅近くに在ります。

 

 粘土を『鏝』一つで形造り、彩色を施した『鏝絵』は非常に芸術性が高く、彫刻の『左甚五郎』に引けを取らない美しさです。

 

 この『宝蔵』が何時の時代のものか解りませんが、『鏝絵』は必見です。

 

 泥汚れなんてとんでもない! 失礼しました。

 

 

 『大黒天』を奉る『大黒堂」が在りました。

 

 七福神に数えられる『大黒様』ですが元々はインドの仏神です。

 

 日本に伝わり『神仏習合』により『神道』の『大国主命』と同一化されました。

 

 自油は『宝船の七福人』の神様のうち、『恵比寿様』以外は海外由来の神様です。

 

 国造りをした『イザナギノミコト・イザナミノミコト』の第一子が『蛭子』=『恵比寿』です。水子であった為、海に流されますが『海の神』として生還します。釣り竿を持ち縁起物の『鯛』を抱えています。

 

 『大黒様』の持つ『打ち出の小づち』は宝物を取り出せる某アニメの『異次元ポケット』の体をしていますが実は武器。アレで敵の頭をポカリ。奪った財宝を袋に入れて担いでいる。しかも『米俵』を踏んずけている。まぁ『神様』を悪く云うのも何ですけど。

 

 

 どれどれお顔を拝見と思いきや、『熊とマントヒヒ』風の木鼻の上にヤツの巣を発見。

 

 幸いまだ活動時期じゃないですから刺される心配は無いですけど。

 

 扉は施錠されており中は伺えませんでした。

 

 万が一が在ったら嫌だから即撤収。