新春の晴れた日。そうだあそこへ行ってみよう。
やって来たのは『望月』から山間に入った所に在るお寺。

道端に看板が立っていたので、ふと足を止めました。
『安曇系…』ですか。なんか『ラーメン店』みたい。
まさか『剣』で女性を脅かして、衣服を剥ぎ取ろうと………てな訳ないですね。

顔立ちも解らない位に風化した『小振りの夫婦道祖神』の方が、優しく手を取り合っているように見えます。

『沸法東漸寚窟』と石柱に彫られています。
意味は? 『寚』は『宝』の意味らしく、『窟』は『洞穴』の事。
『宝』の隠された『洞窟』が在る! 気分は『ルフィ』で乗り込むぜイ。

やって来たのは『佐久市(旧望月)協和』
真言宗智山派のお寺『雫田山・福王寺』です。
入り口からして色々と建ち並んでいます。
駐車場は仁王門の先ですが、車を停めてからわざわざ戻って来て、仁王門から潜り直します。

漆喰の白さからみても最近建て直されたのでしょうか。
『足腰が丈夫で在ります様に』と云う願を掛け、裸足である『仁王様』に『藁草履』を奉納する風習が残っています。
『法力』の強い『仁王様』に我が家まで御足労を願う意味もあるらしいです。
『長野・善光寺』や『立科・津金字』にも『大藁草履(草鞋)』が奉納されていますね。

金網は鳥や害獣の進入を防ぐ為に仕方ないのでしょうけど、『千社札』を貼る人間は防げないもんですかね。
モラルの問題か。