バイクの神様

 

 日本には古来より『八百万(やおよろず)の神様』が存在すると云われていますが、昨今耳にした処では『スマホの神様』や『BTS神社』なんぞも。

 

 『〇〇の神様』と云う言葉に真っ先に思い浮かんだのは『志賀直哉著・小僧の神様』です。

 

 『秤』を商う商店に丁稚として働いていた小僧が、配達帰りに念願の寿司を食べたいと屋台の寿司に手を伸ばすのですが、お金の足りなかった事に赤面し飛び出して行ってしまいます。居合わせた人が友人にその話をした時、「奢ってあげればよかったのに」と諭されてしまう。ある時この友人(=議員)が秤を買いに行った店で偶然この丁稚に遭遇する。一計を図って秤の配達をその丁稚に頼み同行して貰い、お礼に寿司を御馳走しようとする。配達途中寿司屋に二人で入るのだが、議員はお金だけを先払いし小僧に好きなだけ食べなさいと告げ秤を持って店から出て行ってしまう。小僧は念願の寿司を鱈腹食べたのだが、寿司屋の主人から「お金を沢山戴いているので又食べたい時に来なさい」と言われて初めて我に返る。何故大金を奢ってくれたのか?小僧はこの議員の事を不思議に思い配達先の住所を訪ねてみるとこは神社だった。

 

 大体の粗筋だと思うのですが、なんせ小中学校以来だから間違っていたらすみません。

 

 この『小僧の神様』の小説が大ヒットし、小説家としての地位を確実な物にした為、『志賀直哉=小説の神様』と言わしめる様に成りました。

 

 某寿司チェーン『小〇寿し』の由来になった事でも有名な逸話ですね。

 

 でもこの小説の本質は……

 

 『親切と偽善』又は『親切と大きなお世話』という、捉え方によっては相反する事の問題提起じゃないかと国語の時間で勉強したようなしないような?

 

 結論がどうだったかも覚えていませんけど。

 

 

 ピカピカの『銅葺き屋根』も眩い小さな『御社』が『ビーナスライン車山・リフト乗り場駐車場入り口』に建立されました。

 

 正式名称『信濃国 車山高原 単車神社』と云います。

 

 『二輪であっても単車とはこれ如何に?』と大喜利のお題じゃ無いですけどネ。

 

 

 何にせよ『大好きなバイク』に纏わる神社が『大好きなビーナスライン』に出来たんです! ライダーさん。行くっきゃない‼

 

 

 此処のリフトは『車山山頂』までの展望リフトで通年営業しています。

 

 晴れた日『車山』からの眺望は素晴らしく、これからの季節『ニッコウキスゲ』の群生の中を歩くのも最高の気分です。(リフトは片道で充分です)

 

 この『ビーナスライン』 景色も然る事ながら、コーナーリングの楽しさも折り紙付きです。

 

 ゆっくりドライブを楽しんでいる人もいますので、無謀な運転・騒音はお控え下さい。

 

 (カッ飛びバイクが多く成り、事故でも起きると二輪通行規制になるぞ)