『真田の郷』でありながら、『真田神社』が表立って無い事が不思議でした。
『真田神社』は『上田城』の中に在ります。それは『真田一族』の居城を『上田城』に移転した時、同時に様々な『神社仏閣』を上田の町に移築しました。
今でこそ車で30分も掛からないですけど、戦国時代の移動手段『徒歩or馬』ではおいそれと参拝も出来ない。
『山家神社』の敷地の中に、摂社・末社の扱いじゃない『真田神社』ってのも不思議ではありますけど。

朱色も鮮やかな鳥居を潜ると、「なんじゃこりゃ~」のオブジェが並んでいました。

先ず目につくのは参道のど真ん中に置かれた『石の碁盤』
碁石の代わりに『小銭』が置かれた跡が残っています。神様と対局中ですか?
でもどう見ても最初の『石』はそこに打たない。

左右に分かれて6体の『鳥?』 (後で解ったのですけど真田町の市町村章が鳥の図案化だそうです) 目つきがチョットね。

幕に描かれた紋は当然『六文銭』 左右に『四段梯子』が置かれています。
家紋で『三段梯子』は見た事有りますけど、『注連縄』が巻かれた『四段梯子』の意味は?(ご存じの方一報お願いします)

数々の『御供』が三方の上に並んでいます。(中には木曾のお酒も………。)
どうやらこの神様『呑んべえ』らしく親近感が湧きます。

賽銭箱の前にはやはり『碁盤』が置かれていました。
『囲碁将棋』はそもそもの発祥が『軍事戦略』の為のモノでした。
英語で云うなら『シュミレーション』ですか。
『囲碁』は『陣地取り』の要素が強く、『将棋』は『戦略』的な要素を持っています。
一頃流行った『シュミレーション・ボードゲーム』は対戦相手が必用ですけど、『スマホアプリ』ではコンピューターが対戦してくれるのが現代です。

防犯上まさか本物じゃないでしょうけど『鹿角』の『刀置き』が在りました。(大太刀は何処?) 盗難じゃないよね。
いや恐るべし『真田神社』

でもこれだけじゃ無かった。続きは次回です。