何故こんな山の奥地に? が第一印象です。
立派な案内看板が入り口にド~ン。

しかも広い駐車場が在り、ビジターセンターもあるみたい。
んじゃ早速ヘルメットを取りまして。
ふと見た『薬剤師会 薬草の森 りんどう』
『りんどう』と云う固有名詞の付いた『薬草の森』なんでしょうけど『薬草』ってんですから『森』はどうよ? なんて突っ込みいれまして。
かなり昔のTVドラマで、『長渕剛』扮する役どころが『グレタ医者』=『ヤクザ医師』と云うのが在りまして、『薬剤師』と聞くと『ヤクザ医師』を想像してしまうのは私だけ?
本来は受付をしてから園内を廻るんでしょうけど、コロナ過の最中もあり、ノートに名前と住所を記入するだけ。
園内には手入れをしている職員らしき数人が作業していました。

良く見かける『ドクダミ』は昔から『煎じ薬』として呑まれてきました。
日陰のジメジメした処で育つ、繁殖力が強い草です。

『ヒメヒオウギスイセン』は最近よく見かける植物で、雑草地に朱色鮮やかな花です。
でも繁殖力が強い処を見ると『特定危険外来種』はかも。(たまには自分で調べなきゃ)

へ~。『吾亦紅』も薬草成分が在るんだ。しかもお浸しで食べられる。覚えとこ。

某殺人事件にも使われその毒性の強さが一躍有名になってしまいました。(花には罪が無いのにね) 実は『根っこ』だけでなく『葉っぱ』にも毒性が在り、誤食すると危険です。どころか『半ズボン』(古い言い方!)などで皮膚が葉っぱに触れ続けると、毒素が吸着する事もあるみたいです。
そしてご丁寧にも実物展示。

ピンク色もあるとは知らなんだ。
綺麗な花には棘が在る。綺麗な花には毒もある。
ほんと端から見ていくだけで優に一時間はかかります。
気が付きました?各薬草の展示・保護・説明は様々な『製薬会社』提供です。
ひょっとしたら試験地職員と思った方々も、実は製薬会社の人かも。
ご苦労様です。良い薬を造って下さいな。
と云うか『生薬』だから薬効成分を造るのは『植物』なんですね。