小串雨量観測所

 

 『小串鉱山』まであと少しなんだけど『水』が足りない。

 

 万が一を考え引き返すことにします。

 

 

 で此処まで『下り』だったって事は戻りは『上り』

 

 『日本300名山』を一筆書きに人力踏破しちゃった『田中陽希』さんに言わせれば『散歩』でしかないでしょうけど。

 

 

 この硫黄鉱山の山は大きく崩れ、小串の町を一部飲み込んだそうです。

 

 世の中は平和になり、戦争需要の『硫黄』も不必要になりつつあった事もあり、鉱山は閉鎖、ある者は『炭鉱』へ仕事を求めて北海道や九州へと流れ、ある者は他に仕事を求め鉱山を後にしました。町が閉鎖される時、無断居住者が住み着いたり、悪用されないように居住地の主な建物は火を着けて焼却処分したそうです。

 

 お墓や神社も在ったそうですけどもう跡形も無い………。

 

 何となく手を合わせ、引き返します。

 

 

 『竜胆』に癒されたり

 

 

 『溶岩石』の面白い模様に元気付けられたり。

 

 

 林道脇に人工物が在り、気になったので近付いてみますと。

 

 

 此処まで電線は伸びていません。

 

 太陽光発電でデータを送信するのでしょう。

 

 

 『国土交通省管轄 利根川水系 吾妻川 小串雨量観測所』

 

 此処は『群馬県』降った雨は太平洋へと流れ込むんですね。

 

 日本各地、奥深い山の中にまで無人観測所が在り、『水量』や『位置情報』を送っています。しかし『機械』故に定期的なメンテナンスも必要です。

 

 ま、下請けの業者さんがやるんでしょうけど。

 

 『黒部トンネル』や『井川ダム』なんぞも『電力会社』が調査・開発しています。

 

 『尾瀬の木道』も設置しているのは『東〇電力』 此方は『核』すら扱う会社です。

 

 やっぱり下請け・孫請けが苦労するのかな。