『小布施』や『須坂』に隣接しているのに『コア』な観光客以外中々足が向かないのが『高山村』です。
春の『根曲がり竹採り』や『秋の紅葉』 野趣あふれる『温泉の数々』 何と云っても最高に面白い『ツーリングコース』です。
『高山村』を東西に走る二本の『県道66号線・112号線』は『古安』の分岐を分かれた後、国道292号線の『志賀草津道路』に合流します。
途中『国道日本最高地点』を通る一周2時間(見所多すぎてかっ飛ばすのは勿体ない)のコース絶対お勧めです!
『温泉』も在るから関東圏から日帰りツーリングに持ってこいです。(ホントは内緒にしたいけど)
県道112号線で高度を稼ぐと

『善光寺平』の向こうに『北アルプス・白馬岳』や『北信五岳・飯綱山』が見えます。
コンビニからバイクで1時間でこの景色ですもん。
県道122号線『大前須坂線』の『大前』は『群馬県嬬恋村』に在ります。
群馬県境を越えると群馬県道466号線になる(管轄行政が変わるんだから当たり前)この道は途中一ヶ所だけ分岐が在ります。
その分岐を行くと『毛無峠』
Hな事想像してない?
森林限界を超えた高所には樹木が生えません。強風が吹き抜ける場所では低灌木すら生え難く、更に『火山性ガス』や『鉱山性毒物』が発生すれば植物すら育ちません。
何にも生えない『禿山』でしたが昨今は『熊笹』が一面を覆っています。
道路はやがてチェーンが張られ終点になります。この先一般車両立ち入り禁止ってヤツ。

『土鍋山』の中腹に連なって建つ『鉄塔』 其れは『小串鉱山』で採掘された『硫黄』を運び出す為の『策動=ロープウェイ』の跡です。
第二次大戦中、『硫黄』は火薬材料として使われました。つまり『小串』は軍需産業としての鉱山開発が勧められた場所です。この広場で策動からトラックに積み替えられ細い山道を下りました。

今では『毛無峠』をベースに『破風岳』をや『土鍋山』へのハイキングも人気コースになっています。
でも一番驚いたのは『ラジコングライダーの聖地』になって居た事です。
平日の昼頃、やけに駐車している車が多いなと感じました。
『破風岳』の参道には登山者の影もチラホラしかし車が多すぎる。
バイクのエンジンを切りヘルメットを取ると上空で微かな風切り音が聞こえました。
『?』

複数の『ラジコングライダー』が滑空しています。
駐車場から登山道へ入ると

アララ。結構大きなグライダーが十数機ほど駐機(タダ置いて在るだけ)しています。
傍らではタープを広げキャンプを楽しんでいる様子です。
テーブルには『缶〇ール』も見えます。(飲酒運転・飲酒操縦は止めてね。)
通行規制が無ければこのまま『小串鉱山跡地』まで入りたかったのですが仕方ない。歩きますか。