天然水晶洞

 

 川上村の『スーパー・〇ナーズ』でおにぎりとペットボトルのお茶を購入し、イザ目的地目指して走っていると県道の傍らに『湯沼鉱泉・天然水晶洞』の看板を発見。

 

 一度は素通りしたのですが………uターン! やっぱ気になる。(好奇心旺盛な自分が恨めしい事も在るけど案外好きかも。)

 

 8月下旬。広大なレタス畑では大勢の人が農作業の真っ最中。そんな中『馬鹿がバイクで遊んでやがる』という様な視線を感じつつも『水晶洞』の魅力には勝てません。

 

 

 途中の山道で廃屋らしき場所を過ぎ『歩道橋』の下を潜り………何でこんな交通量の無い山道に『歩道橋が在るんだ?』と疑問に思いUターン。スミマセン。廃屋では無く『湯沼鉱泉・水晶洞』は此方でした。(だって人の気配感じなかった)

 

 草ぼうぼうの広場にバイクを停めると在ったのが上の写真の石。

 

 

 ガラス戸の中は薄暗く、人の気配が在りません。

 

 恐る恐る声を掛けるとおばあちゃんが座っていました。

 

 薄暗い室内に入ると昔は店舗だったのか『ショーケース』などが並んでいます。今は埃を被り雑多に並んだ『天然石』や『飲み物』などを販売していたみたい。多分『食堂』を兼ねていたであろう店内は『猫』だらけ。『猫アレルギー』どころか臭いに敏感な方はキツイかな。

 

 水晶洞の入場料は¥700。正直どうなの?と思ったんですが来客も少ないであろうこの施設に『人助け』のつもりでお金を払いました。(実際には『猫助け』)

 

 簡略の『地図』と『懐中電灯』を渡され「洞窟の中、明かり無い所あるから。慌てないでこれ使って」 渡された昔ながらの『懐中電灯』は電池が無いのか弱弱しく光るばかり。ウエストバッグに入れてあった『100均のLEDライト』を取り出し、「これが在るから大丈夫」と丁重に断りました。

 

 夏でもバイク乗りはジャンバーを着ます。それらを脱いで椅子に置こうとしたら『下に置くと猫がじゃれるから』とハンガーを渡されました。

 

 「裏口から出て園内を一周すると、又この裏口に来るから。迷うことは無い」と云われ

余計に不安になったのは気のせい?

 

 出費¥700。入手アイテム デフォルトの地図。 他持ち物 自前のLEDライト・帽子代わりのタオル・カメラ・スマホ。

 

 イザ『冒険の旅に出発!』

 

 

 この古びた『歩道橋』が冒険の第一歩。

 

 一応、『舗装道路(公道)』と『私有地』を分隔てる為『岩』や『生垣』が続いています。『建物』(私有地)から『水晶洞』(私有地)へ渡る為の歩道橋だったんです。その気になれば全然乗り越えられる『区分帯』ですけど、ガキじゃあるまいし。

 

 『ドラ〇エ』なんぞだと主人公が元気いっぱいに家を出発。広大な草原を歩き、障害を越えた先に魔物が棲む洞窟の入り口発見。

 

 

 いや道は一本道で間違うはず無い。やっぱり此れが洞窟の入り口?

 

 

 身長178㎝体重100㎏オーバーの体では窮屈感がハンパ無い。

 

 しかも左右のフェンスが膨らんでいる。「安全性は大丈夫か?」

 

 しかも数歩足を踏み入れるも明かりが点かない。LEDライトのスイッチを入れた次の瞬間………照明が灯りました。

 

 

 今まで色んな『鍾乳洞』や『鉱山跡』『明かりの無いトンネル』など入りましたけど、正直少しビビりました。

 

 

 奥へと進む階段を登り、低い屋根に圧迫感を感じつつもこの辺りは隙間から外光が薄っすらと入り込みます。

 

 だんだんと暗さに目が慣れ始めた頃『露天掘りを囲っただけ?』と少し安心……していてからの前消灯。ビビった。

 

 人感センサーによるタイマー式じゃ無いの?

 

 首から下げたカメラを右手に持ち、左手は手摺等を掴む為に開けておいたので即座にLEDライトをON出来ない。暗い中でオタオタ。ヘッドライト持参をお勧めします。

 

 

 展示物の説明をゆっくり読んでる暇もなく、真っ暗の中を通路に沿って進みます。

 

 突然開けた空間には所狭しと標本が並んで(雑然と置かれて)います。

 

 やっぱりセンサー式ライトなのか突然明かりが点きました。

 

 

 鉱物が好物なら垂涎モノですよね。

 

 『世界各地の鉱物』とは大きくでた……なんて事無い!

 

 いや凄い展示数です。どれがどれだけの価値があるのか、まるでピンときませんけど、『某火山博物館』なんかよりは絶対多いし価値観在りそう。

 

 しかも『標本』によっては施錠されたケースに入っている。

 

 一体どれだけお金を掛けたの? いやこの『水晶洞』は稼ぎ出した?

 

 

 なんて感心しながら観て廻っていたら又々真っ暗。

 

 どうやら照明の時間設定が急ぎ足用に設定されているみたい。

 

 真っ暗中まだまだ冒険の旅は続く……