荒船神社

 

 前出の『荒船出世不動尊』の他にも『荒船山』を神格化した『神社』が在ります。

 

 山岳信仰の多くは『山』を『御本尊』としていますのでその登山口には『里宮』が置かれています。

 

 内山の旧街道沿いにも『荒船・里宮』が在ります。

 

 お隣『群馬県・下仁田』にも『荒船神社・里宮』が在りますけど、どうやら系列は異なる神社みたいです。

 

 今度ゆっくり調べてみますか。

 

 

 で内山の国道沿いの『荒船神社』と書かれた鳥居。白色です。

 

 普段目にする鳥居は『朱塗り』が多いですが、とりわけ神聖なる場所を示す時、『白』が多いみたいです。(伊勢神宮は『白木』、三峰神社は『白塗り』)

 

 その他『石造り』であったり『青銅製』であったり。

 

 中には『金色』も観たような。

 

 『鳥居』から先は『神域』からとされ、祭りで担ぐ『お神輿』にも四方に『鳥居』が建って居り、その内側には神様が鎮座します。

 

 鳥居を潜ると藪の中にかなり崩れかけた石段が在りました。

 

 

 基礎など無い所で、只土を掘って石を並べているだけですので、時間の経過と共に歪むのは致し方ないところです。

 

 逆に『重機』も無い時代に、人力や牛馬の力だけでこの急斜面に石段を造り上げたんですから大変な労力です。

 

 昔の人に感謝しながら石段を登りまして。

 

 

 『荒船山』に向かって『社』が祀られています。

 

 板の間はかなり荒んでいましたので靴のまま失礼。上がりこみました。

 

 

 真っ白い『紙垂』が下がっていましたので『春祭り』でもあったのかな。

 

 この『社』正確には『荒船神社遙拝殿(ようはいでん)』と云います。

 

 『荒船山の御神体』まで中々行くのは大変なので、遠くから拝むための『拝殿』です。

 

 足腰丈夫なうちに行ける所は行っとかないと。

 

 

 『祀り』とは『神仏』や『先祖』を敬い、感謝や祈りを捧げる事で、『祭り』と語源は同じですが、『祭り』は大勢の人々が集まり、楽しく陽気に祝う意味が含まれます。子供の頃、親から小遣い貰ってそりゃあ待ちどおしかったですけど。

 

 ♬ 村の 鎮守の 神様の 今日は めでたい お祭り日

 

  ドンドン ヒャララ ドン ヒャララ  朝から聞こえる 笛太鼓

 

 娯楽の少なかった時代には、音曲が聞こえ ハレの日の御馳走が食べられる『一大イベント・デー』です。

 

 今じゃ『露天商』目当てに散財する人が多いのでは?

 

 必ず『神事』が行われる筈ですので覗いてみては如何。