この日の目的地は『諏訪大社下社』です。
『諏訪大社』に祀られる『諏訪様』とは夫婦の神様で、『諏訪大社・上社』が男(旦那)『諏訪大社・下社』が女(奥さん)とされています。
真冬、諏訪湖が全面凍結すると膨張から氷がせり上がり亀裂が入ります。これが『御神渡り』と云われているもので、『八剣神社』の神主さんが認定します。
この『御神渡り』は『諏訪大社・上社』から『諏訪大社・下社』まで延びるとされています。
浮気して別居中の旦那が『御神渡り』を通って奥さんの寝所を訪れる。
涙ぐましい男の努力の物語です。(浮気する方が悪いんですけどネ)

駐車場は空いていたものの、県外ナンバーのオンパレードです。
まぁ、『諏訪神社』の『総本社』ですから信者の方が参拝に来たと思いたい。

鳥居脇の『手水舎』も、コロナ対策の為『柄杓』もは無し。
チョロチョロと流れている水を掌に受けて、手と口を清めます。

この『青銅の鳥居』にビッシリと彫り込まれた年号と数字。色々な人からのご寄付の賜物です。

参道のど真ん中に聳える『御神木・根入りの杉』
夜泣きする赤ちゃんに苦労する方や、寝つきの悪い方は、この杉の葉を持ち帰り、枕の下などに置くと『寝入りやすくなる』との曰く付きの樹です。
晩酌後はコロッと寝付く『こーちゃん』には必要無しです。

先ずは拝殿で参拝します。
この『狛犬』は『青銅製では日本一の大きさ』を誇る物です。
『太い注連縄』を氏子総出で造るニュースは風物詩にもなっています。
以前はこの『注連縄』にお金を差し込むのが流行りましたが、この時は無かったかな。

今回『諏訪大社』を訪れた目的は『疫病退散』と『交通安全』祈願です。
拝殿で参拝した後、『お祓い』を受ける為に一旦社務所に向かいます。
『神社仏閣』で祈願する際には、正確な『住所・名前』を告げます。
『具体的な願い』を伝えた後、叶いますようにと『願掛け』します。
そして『願いが叶った』ならば後日『願ほどき』に再度訪れ『感謝』を伝えます。
『神社仏閣』で矢鱈目ったら(字あってる?)『願掛け』しまくったら『願ほどき』が大変ですので、遠方の『神社仏閣』では『願掛け』しないで『参拝に来れました』と挨拶するに留めます。
あっ『稲荷神社』を見つけたら必ず『商売繁盛』を願掛けします。
『願が叶った』時は一年に一度、大きな『稲荷神社』へ出かけ、まとめて『願ほどき』をします。そして又『商売繁盛』をお願いするんですけどね。
良かった近くに『鼻顔稲荷神社』が在って。
『日本七大稲荷神社』にも数えられ、2月の初午では遠方からも沢山の人が訪れます。

今回は『車のお祓い』もお願いしますので『運転手の名前・生年月日・車のナンバープレート』も正確に書き込みます。
『疫病退散』の願掛けはサービス?なのか料金は¥6000程。
準備が整うまで待合室にて待機です。
次回に続く。