水戸浪士の墓

 

 新章は非常事態宣言下、『疫病退散』祈願に諏訪を訪れた時のお話。

 

 4月中旬(今から半年以上遡ります)国道142号線経由で諏訪地方を訪れました。

 

 諏訪市に入り長い下り坂の途中、『水戸浪士の墓』と書かれた看板が立っています。

 

 いつもは素通りしてしまう処ですが、何故かこの時は気になって脇道に入りました。

 

 

 諏訪方面から来ると登坂車線の始まる上り坂。大型トラックがギアを落とし、エンジンが唸りをあげる筈なのに妙に静かな空間です。

 

 『水戸藩士』では無く『水戸浪士』 詳しくはgoogleに譲りますので調べてみて下さい。

 

 簡単に云えば。

 

 幕末、ペリーが来航し開国を要求します。海外の戦力を知っている行政=『江戸幕府』は渋々ながら『開国』を考えます。

 

 それに反し『天皇』を中心にあくまで徹底抗戦=『尊王攘夷派』の考えが生まれます。

 

 『開国派』と『尊王攘夷派』は日本中を巻き込み各地で武力衝突を引き起こします。

 

 本来『徳川幕府・御三家』の『水戸藩』(本来開国派)の中にも『尊王攘夷』の考えを持つ者が現れ、藩を脱藩して『天狗党』(尊王攘夷派の水戸浪士)を結成します。

 

 自分の考え方が『親方政党』の考え方とそぐわない時、離党する政治家みたいですが。(現在そんな骨のある政治家って居る?)

 

 『天狗党』は『天皇』を目指し『京都』へ登ろうとしますが、如何せん資金部足も在り、各地で略奪・狼藉をする者も出てきます。

 

 対して『江戸幕府』はこれを阻止する為に『各藩』に対して鎮圧行動を要求します。

 

 かくて『和田峠』を下ったこの地において『尊王攘夷派』=『天狗党他』VS『開国派』=『幕府&藩』の熾烈な戦いが巻き起こります。

 

 『天狗党』に加担したのは『脱藩浪人』のみならず『お百姓さん』他、命を賭して政治改革をしようとした一般民も多数含まれます。

 

 『江戸幕府』として動いたのは『高島藩』と『松本藩』

 

 互いに戦死者を出す戦いでしたが行軍途中の『天狗党』は、簡単な『お墓』に戦死者を埋葬し行軍を続けます。

 

 対する『高島藩』『松本藩』でも戦死者を埋葬すると共に、驚く事に敵対した『天狗党』の戦死者に対し『塚』を造り手厚く葬りました。

 

 

 尊い犠牲の上で『明治維新』がなされました。

 

 衆議院選挙で騒がしい昨今ですが、命を賭して政治に取り組んでいる人が居るといは思えません。

 

 高い所にいて『敗戦』でも自身は傷一つ負わないなら言いたい事だけいえるわな。

 

 国会の最中に『居眠り』だの『スマホいじる』『本を読む』それでも議員の自覚在るの?

 

 何か問題を起こし、追及されれば『病気理由』で雲隠れ。

 

 そんな『病弱』な人は『立候補』しないでもらいたいなぁ。

 

 

 責任を取らない政治家さん。

 

 『天網恢恢疎にして漏らさず』

 

 国民も見てますし決して忘れない。