馬頭観音

 

 小諸駅の東側。懐古園の脇を千曲川方面へ下って行きます。

 

 アットホームな『遊園地」が在ったり、リンゴの浮かぶ温泉『中棚荘』が在ったり好きな道です。

 

 千曲川を渡ると何やらかしがっている小屋?が在ります。

 

 普段は何気なく素通りするんですけど何かが気になってバイクを停めました。

 

 車だと何処にでも停まれる分じゃァ無いですから、その点バイクは便利です。

 

 

 参拝の後に中を覗いてみますと。

 

 

 『三面八臂・さんめんはっぴ』の『馬頭観音』です。

 

 珍しいのは『馬の顔』が載っている事。

 

 詳しくはウイキペディアに譲りますが(自分で調べてね)顔が柔和に感じる事。

 

 『観世音菩薩』の化身のひとつである『馬頭観音』は憤怒の形相で睨みつけ、ことごとくの悪を成敗する為の武器を持っています。

 

 『輪廻転生』後の『畜生道』を治める神様です。

 

 又、農耕の大切な労力として、農民との関りが強く、大事にされてきましたので、馬が病気・けがなどに合わない様、又死んだ後も手厚く供養してきました。

 

 と同時に主要な交通手段でも在り、各村々の入り口などに旅の安全を祈願すると共に『悪しき者立ち入るべからず』の意味あいを含んで立てられました。

 

 よくあるのは、石の平らな面に漢字で『馬頭観世音菩薩』『馬頭観音とだけ彫られたものです。これは農民などが自費で建てた物かな。

 

 たまに見かけるのが『馬の顔』や『馬の絵』が彫られている物。

 

 そして中には『石工』や『仏師』が彫刻したであろう立派な石像。

 

 多分昔から、橋を渡ってくる多くの人を見据えていたのでしょう。

 

 『悪しき者立ち入るべからず』ってね。