「えっ!佐久に射撃場なんて在った?」と驚かれる方が少なからず居ると思います。
長野県下、私の知る限り『佐久平』『軽井沢』『菅平』『松本』とそこかしこに『射撃場』が在ります。
アメリカなんぞの『観光射撃場』は『ハンドガン(拳銃)』ですけど、日本では『散弾銃』による『クレー射撃』になります。
若かりし頃に観た映画『ダーティハリー』では、若かりし『クリント〇ーストウッド』が、片手で『44オートマグナム』を撃つシーンが在りました。
『史上最強の拳銃』とされた『44オートマグナム』は反動が大きく、アメリカ人の大柄な警察官でも両手でホールドしないと、良くて親指骨折、悪ければ肩の脱臼は免れません。
『グァム』旅行の際、この『44オートマグナム』を撃てる射撃場が在ると聞いて行ってみました。
「44オートマグナム・撃てるかい?」
「日本人は無理だ!」(因みに会話は片言の英語です)
「マグナムを撃ってみたいんだ!」
「357マグナムならいいよ」
『オートマチック』じゃ無くて『リボルバー(回転式弾倉)』でしたけど。
「足を斜めに開いて腰を落とす。右手でグリップを握ったら左手で右手手首をしっかり握る。反動が来るけど肘を曲げないで上に逃がす。」(ジェスチャー付きの英語です)
耳に『遮音器』(ヘッドホンみたいなの)を充てて、防弾ガラスの仕切りブースに入ると『S&W357マグナム・リボルバー』と『357マグナム弾×6』の乗ったトレーが台の上に置かれました。
弾を込めている間に『ターゲット(黒い人型の紙)』がレールで運ばれ所定位置にセットされました。
『撃っても良いのかな?』と確認の為、後ろを振り向くと、先ほど迄ニコニコしながら説明してくれていた人、いつの間にか『ガンベルト』を腰に巻き、安全ホックが外されています。
『臨戦態勢!』 ふざけようものなら撃たれる?
『緊張感MAX』の中、ゆっくり時間を掛けて6発を撃ちました。
『ターゲット』がするすると手元に戻ってくると係員が説明してくれました。
「まぁまぁじゃん。」(英語です)
「本物はこの倍の火薬だけどな」
『観光用マグナム』6発撃って$40(定かじゃないです)位でしたかね。
お土産に『ターゲット』をくれました。

上の建物に『シューティングレンジ』が並んでいます。
『レミントン社』の『二連式散弾銃』を構えた人が『ハッ!』と声を掛けると左右から『クレー』が飛び出し、引き金を引くと散弾が『クレー』を粉砕します。
『クレー』とは粘土の事ですけど『素焼き』の『小型フリスビー』みたいなもんです。
神社仏閣などで『かわらけ投げ』を経験した人はアレの少し大きいヤツと思って下さい。
『散弾』だから『小さな鉛の粒』が飛び散る為、そこそこ当たるらしいです。
訪れたこの日、通路にはロープが張られていました。『休業』ですと。
子供の頃、『銀玉鉄砲』(知る人は知る)に夢中になりバネを強化したりしてました。
『ルパン三世』がTV放送されると『ワルサーP38』のモデルガンをお年玉で買ったり。
今でも『新宿コマ』隣の『スポーツシューティング』(エアライフル場)は在るのかなぁ?
故に『BB弾』使用の『ルガーP08』を持ってます。
これ、解る人が少ないんです。(大人の男のオモチャですから)
最近手にした鉄砲(オモチャ)は熊除けの火薬鉄砲。100均です。