井川ダム

 

 井川流域には沢山の『ダム』が在ります。

 

 堰き止めては発電し、下流でまた堰き止めては発電し。

 

 その起源を南アルプスの『間ノ岳』や『農鳥岳』まで遡る『井川』 実に沢山の発電施設を擁しています。

 

 『火力』や『原子力』を使わない『水力発電』をはエコロジーの観点からも優位ですが、欠点は大消費地の都市部まで距離が在る事。

 

 送電線を流れる電力は、抵抗によりかなりの電力をロスしてしまいますが、その距離が長くなる程ロス率が高くなります。

 

 又、流れ込む砂泥が溜まってしまう為に、定期的に浚渫(しゅんせつ)しなければ貯水量の低下に繋がります。

 

 もうひとつ憂える点は、万が一にも戦争やクーデター、テロが発生してしまった時、爆破による施設破壊のみならず、下流に甚大な被害を及ぼす可能性が在る事です。

 

 2019年台風19号が長野県・東信地方を襲いました。

 

 普段、溢れることなど想像も出来なかった小川に土石流が流れ込み『ダム化』、ある一定量以上の水圧に成ると耐えられずに崩壊。下流の橋脚などに流木などが引っ掛かり『ダム化』また耐えられなくなり崩壊。

 

 こうして『入沢地区』や『常和』地区の河川氾濫を引き起こしてしまいました。

 

 実際に第二次大戦中には『ダムバスター』と云う『ダム破壊用爆弾』とまで開発されています。

 

 現在稼働中のダムは、損壊しない様に様々な工夫がされているみたいですのでご安心を。(でも絶対安全と云われた核施設が世界中で3ヶ所も事故を起こしているし………)

 

 

 雪解け水が流れ込む時を想定していますので冬場のダムはどこもこんな感じ。

 

 そして水位の下がった時期はメンテナンスに忙しいそうです。

 

 

 本来の水位は流木防止ネットが貼られるこの辺りまである筈。

 

 低い水位だからこそ現れる足場と手摺です。

 

 枯れた流木が引っ掛かってますね。

 

 

 そしてなんと『井川ダム』~『本村』までを遊覧船(渡し舟の扱いですが)が運行しています。しかも誰でも無料!

 

 所要時間15分。発着時間は井川駅の発着時間にシンクロかな?

 

 乗りて~。けど欠航だ~‼ 冬季は土日だけですと。

 

 ダム湖には保全管理の為に船を使う為、船着き場を有する所が多く、一部で観光遊覧船を持ってたりします。(そういえば黒部ダムも点検修理で運休だった。ダム湖の船には縁が無い?)

 

 観光案内図には『夢の吊り橋』や『井川大仏』などが在るみたいです。

 

 にしても何故こんな山奥の不便で在ろう場所にこれ程の集落が在り、人々は生活しているんでしょうか。

 

 駐在所や郵便局、小・中学校なども在ります。無かったのはコンビニ、ファストフード店などかな。衣料品店、食料品店、床屋などがそろった完全な町です。

 

 こんな辺鄙(失礼)な場所に住む理由とは………

 

 

 ダムの傍に建っていました。

 

 扁額も無く何の神社か解りませんでしたが、水神様を祀っているのではと推察します。

 

 大仏様が在るなら行ってみようかな?