『三石勝五郎』

 

 前記『宝生寺砦跡』に『岸野の唄』を読んだ人。『三石勝五郎』先生。

 

 『昭和の良寛』と呼ばれ、托鉢行脚で各地を放浪したり、『筮竹(ぜいちく)占い』の名人と呼ばれていました。

 

 こーちゃん小四の出来事。

 

 小学校から帰って来たら顎鬚の白くて長い和服の爺さんがウチにいました。

 

 『大福もち』を食べながらお茶を飲んでいました。

 

 もじゃもじゃの口髭にくっつかないか心配で、じ~っと見ていた記憶が在ります。

 

 食べ終わると『筮竹占い』をしてくれました。

 

 何十本もの『竹ひご』(筮竹)を捌きながら何やらぶつぶつ呟いて、やおらその束を二つに分けます。その取り分けた数の偶数奇数を傍らに並べた『拍子木?』で表示して行きます。六回(回数不明)ほど同じことを繰り返し、偶数奇数の配列を造ります。その配列で占うのですが判断の仕方は『アンチョコ』が無いと不明です。

 

 占いの結果は『この子は大器晩成。好きな事を好きなようにやらせろ』だったと思います。

 

 その言葉を信じてかどうか、結構好き勝手やって来れた様な気がします。

 

 『成功を収めている』とは言い難いですが、まだまだ人生これからかも?

 

 『占い料』の名目で封筒を渡していましたけど幾ら入っていたなんてヤボは云いません。

 

 この方。大正二年に『早稲田大学英文科』を卒業し、『筮竹占い』を生業に托鉢しながら行脚。(僧侶ではありません)各地で『詩』を読み、戦後佐久に帰郷してなお『詩人』として名を残しています。

 

 後日、『三石勝五郎』と落款の押された色紙が送られてきました。

 

 

 ロケット展望台がランドマークになっている『臼田・稲荷山公園』の傍らにも『三石勝五郎』先生の石碑が建っています。

 

 

 佐久に『お宝〇定団』来ねぇかなあ。