『水落』と書いて『みずおち』と読み、意味は『水の落ちる所』 まんまじゃん。
『鳩尾』と書いて『みぞおち』と読み、肋骨の合わさり目の真下の部分。
時代劇で『姫様』をさらう時に、悪者が拳で『鳩尾』を突いて気絶させる。
(実体験として柔道の試合中、相手のエルボーがヒットしましたが、息の出来ない七転八倒の悶絶。絶対に気絶しません!)
今回の『水落』は田口地区に在る地名です。
県道93号線は、『佐久市臼田』を起点に『龍岡城・五稜郭』、神社なのに三重塔を持つ『新海三社神社』、エメラルドグリーン色の『雨川ダム』、『日本一海岸線から遠い地点』、峠なのに県境じゃない『田口峠』、地底湖を持つ『広河原洞穴群』 などなどの観光ポイントを持つ大好きなツーリングロードなんですが、一昨年の台風被害以降崩落の為、通行止めになっています。
復旧したかの確認は佐久市役所へどうぞ。
で『水落』集落から『水落観音』を目指します。

軽トラックの走行跡もある山道は此処まで。
取水域保護のフェンス(正確にいえば網は無くなってました)手前からは歩きになります。
『カメラ』『半分凍らせたペットボトルの水』『おにぎり』をウエストバックに詰め替えまして出発!

分かりづらいですけど野生動物の足跡です。
クマにしては小さすぎるから………なんだろ?

集落に在った石灯篭(水落観音の入り口)から12丁(1丁=109㍍)来ました、のお地蔵様。
お地蔵様自体が道案内の役割をします。
『水落』とペンキで書かれたトタン板が落ちていました。
更に行くとだんだん踏み跡が分かりづらくなってきます。

まあ、沢沿いを行けば何とかなるでしょ。と。

13丁のお地蔵様。『供養 三分村 〇〇』と書かれています。
と、アクシデント発生です。
何かさっきから羽虫が飛んでるなぁと思っていたんですけど、『アブの大群』に囲まれてしまって、手で払っても払っても頭の周りを飛び交っています。
実は無害な『ハナアブ』と厄介な『アブ』とがいるんですけど、この時飛んでいるのは危険な方。
刺す為の針は持たないんですけど、口が鋭く、咬まれたらかなり痛い。
考えるまでも無く逃げ帰りました。
オボエテイロヨ!