昭和40年代、佐久市立『野沢中学校』の通学区は『野沢小学校』『岸野小学校』『泉小学校』『大沢小学校』『東立科分校』の広範囲に渡りました。
雨の日も雪の日も『自転車』で一時間程度かけて通学する人もザラでした。
『大沢小学校』も児童数減少の折から『閉校』となり、『学童バス』により『野沢小学校』へ通っています。
敷地に隣接して『大沢保育園』が在り、現在も園児の元気な声が響いています。
そんな閉校した『大沢小学校』ですが、文化財として保存され年に一度解放されます。
それがお盆の帰省時期。
佐久市の『演劇サークル?』の発表会も兼ねて無料公開されます。

平時は何時も日除けの為のカーテンが閉ざされており、中の様子は伺い知れません。

『大沢小学校』に通学していた訳では在りませんので曲調までは分りませんが。

およそ今から130年前に建てられた儘、現在に至っています。
木の枠にはまっているいる『ガラス板』は流し込み製法の為、歪んで見えるヶ所が在ります。
130年間割れなかったと考えると感慨深いです。

校舎の左手には鉄骨モルタルの『体育館』が在り、地区行事などに使われています。
右手奥には『大沢保育園』が在り現在も多数の園児がこの校舎前を通って通園しています。
廃校とはいえ、保存状態も良く、庭も手入れがされています。
8月のお盆に訪れた写真は次回。