和田峠の水

 

 新和田トンネル料金所手前から側道を行くと『黒曜の泉』が在ります。

 

 豊富な水が常にコンコンと湧き出しており、私の中ではベストスリーに入る美味しさだと思う。

 

 常に『タンク』や『ペットボトル』に水を汲む人が車を停めています。

 

 実はこの辺りには他にも二か所水が湧き出ていて、一つは新和田トンネルから岡谷に下る途中。コンクリート桝が置かれていて、たまにトラック運転手なんぞが顔を洗ったりしています。

 

 そしてもうひとつが『旧中仙道・永代人馬施行所』の前。

 

 『新和田トンネル』が開通してからも態々旧道を走る車は、

 

 ①トンネル代が勿体ない。 

 

 ②旧中仙道に興味がある人。

 

 ③かなりの物好き。

 

 大型牽引トレーラーなどは,,『新和田トンネル』を一回通行するのに¥2000。往復で¥4000。会社から現金支給されたそれをポケットにしまい込む人もいたらしいです。

 

 もっとも『三才山トンネル無料』に続き来年度には『新和田トンネル無料』に決定しました。(あ~やれやれ)

 

 

 広場が在り、水源からホースが引かれ常に水がチョロチョロ流れています。

 

 此処『永代人馬施行所』とは。

 

 江戸時代『五街道』の峠越えの中でもとりわけ犠牲者が多かったのが『和田峠』とされています。

 

 そんな峠道を『参勤交代』の行列が通っていたんですから。

 

 中には『籠』に乗った『殿様』や『お姫様』もいたでしょう。(トイレなんかどうしたんだろ?)

 

 

 今でこそアスファルト舗装が施され、コンクリートの側溝が雨水を管理しています。

 

 江戸時代、冬や雨の時は大変だったんだろうなぁ。

 

 

 囲炉裏が切って在り、多くの人を温かく迎えた事でしょう。

 

 そして食事や牛馬の餌まで無料で振舞われたそうです。

 

 

 しかも江戸豪商の『個人資産』で、賄われていたんですから。

 

 『宇宙旅行に行くんだ!』もいいですけどね。

 

 人の為に私的財産を提供できた人が昔は多かったのかな。

 

 えっ、勿論私が高額納税者になった暁には『世の為人の為』にお金を使いますですよ。(多分)