『群馬原』で、『岩櫃城跡・いわびつ』を見て温泉でも入ろうかと思っていたのですが、どうやら登山道へ入るみたいなのでパス。
『八ッ場ダム』を見たいと思い、国道をビュンビュン走っていたらいつの間にか『道の駅・八ッ場ふるさと館』まで来てしまった。
あれ?ダムは?大橋は? トンネルと立体交差のお陰で信号も無く、又古いカーナビのお陰で何の反応も無く通り過ぎてしまいました。
道の駅駐車場は『キャンピングカー』などもチラホラ停まって(泊って?)おり、県外ナンバーのオンパレードです。
皆さん、旅行したいのね。

『道の駅』から『不動大橋』まで歩いてホンの一分。
でも遠くに『八ッ場大橋』が辛うじて見えるだけの『湖』ですね。
この『八ッ場ダム』建設に至る経過はググってもらうとして、『鉄道路線』や『温泉街』までも移築させた大掛かりな建設計画が必要だったのか?
工事さえ着手しちゃえば『後はこっちの物』的な臭いがプンプンしますけどね。
秋、吾妻川沿い、特に『川原湯温泉駅』近くのの清流に架かる橋から観る『真っ赤な紅葉』が大好きでしたが今はダムの底です。
『プロ〇ェクトX』で放送された『ダムに沈む桜の古木を移設しました。』みたいな事が、建設大臣やダム建設関係者の頭には無かったんでしょうね。
「〇〇、お主も悪よのぉ」
「いえいえ。お代官(お大臣)様程ではありません」
を懲らしめる旅の一行はいないですかね。
結局その後、数か所の温泉施設を巡りましたが閉館中の処ばかりで、『休暇村・嬬恋鹿沢』の立ち寄り入浴施設をやっと見つけました。
此処の露天風呂、最高です。
鳥のさえずりを聞きつつ、風に揺れる木の葉を通して差し込む木漏れ日。
湯温も丁度良く、ついつい長湯してしまいました。
アッ、この辺りの下り、一切写真無いです。朝早かった為か面倒くさくなっちゃって。
もう一度。此処の露天風呂最高です!
帰路、『湯ノ丸峠』に向かいますが、すぐ近くに『メロディーライン』が在ります。
『メロディーライン』って知ってます?
道路に無数の溝が彫られていて、定速走行するとタイヤの摩擦音が変化して音楽を奏でてくれると云うモノ。
生憎、『湯ノ丸峠』から『嬬恋』方面への一方向しかありません。
反対車線を逆走する訳に行かないので、逆再生は出来ませんです。
何のメロディーが聞こえるかは走ってみてのお楽しみ。
他にも以前は入場料お高めの『鹿沢ゆり園』なんかも在りましたが現在は閉鎖されちゃったのか、入り口にはバリケードが。
そして『地蔵峠』の名の由来。一町(=一丁≒109㍍)毎にお地蔵さまが百体並んでいます。
その百番目の『千手観音様』(厳密には地蔵じゃ無いんですけど)が温泉宿の傍らに在ります。

一番観音は長野県・東御市の旧中仙道『新張・みはり』ですけど。

昔の人は歩いてこの峠を越え、お地蔵様を見る度に手をあわせたんでしょうね。