『弁財天』 『弁天様』と呼ばれ、『宝船』に乗る『七福神』の紅一点。
時に胸元あらわに『琵琶』をかき鳴らしている姿を想像しますが、中には手を8本持ち、それぞれに『武器』や『仏具』『宝珠』を持つ像も伝来しています。
元々は『仏教の神様』で特に『水』(インダス川?)を司っていたそうです。
日本に伝来してからも『水・海』との関係が強く、『水の湧く洞窟』や『湖』、『海辺』などに祀られています。
今回の『日本三大〇〇』は『弁財天』
『琵琶湖・竹生島宝巌寺』『鎌倉・江の島神社』『安芸・厳島大願寺』と云われています。
『寺院』だったり『神社』だったり。罪な事です『神仏混淆』
『鎌倉・銭洗い弁天』(洞窟の湧き水でお金を洗う所)は入って無かったんですね。
『江の島弁財天』に行った時、『エスカー』で一気に山頂まで上り、『弁天様』そっちのけで海の見える『見晴茶屋』で『サザエ』つまみに飲んだ『beer』の美味い事!旨い事‼
長野県人は只『海』が見えるだけで上機嫌です。
晴れた日の昼下がり、蒼い海を進む舟なんか眺めながら『昼酒』 昼間に飲むなんて多分初めてかな、すっかり長居してしまい完全に酔っ払い。『岩屋洞窟』から戻ってくる頃にはすっかり夕暮れで、ロクに参拝出来なかった様な。
賽銭箱が『茶巾袋』の形をしていたのと、真っ白な裸体の弁天様位しか覚えていません。
まっ若かりし頃の思い出です。

山号は『富向山』 いいですね。『商売繁盛』に持って来いです。
『白い漆喰』と『赤』の調和が実に美しい。これも『紅白』を意味しているんですかね。

大きな『赤岩』の上に乗る様子です。 近年手直しされたのかな?

『鈴緒』が下がっていますので『神社』です。
先ずは参拝から。
正面に鎮座ましますのは

『神刀』『宝珠』を持ち、頭部に『宇賀神・うがじん(頭が翁・身体が龍)』が見える『弁財天様』です。こちらもおそらく近年の物かな。
拝殿の一番奥に鎮座し、『奥之院』へ続く階段下で『堅牢な柵』に囲まれています。(防犯上の配慮ですかね。)
掃除の行き届いた感があり、毎日誰かが来て窓や入り口を開け閉めしているみたいです。
すぐ近くを『新幹線』や『トラック街道』が在るとは思えない位静かな場所です。