今から半世紀も前、国道141号線は『山梨県・韮崎』を起点に『野辺山』を通り、『小海町』~『臼田町』ときて『野沢十二町』の大ケヤキで右折、(直進は国道142号線)『野沢橋』~『中込』~『佐久市役所・西側』を通って『岩村田』へ。
『通称・佐久甲州街道』と呼ばれていました。
『岩村田・相生町』から『現・こども未来館』の脇を通って『小諸』方面へと抜け、『国道18号線』で終点でした。
現在は『佐久平駅』の脇を通っている道が『国道141号線バイパス』です。
国道と云うからには『補修費用』などには『国税』が使われます。
『佐久市役所』の東側を通る『片側2車線』の道が『一般国道141号線』です。
新しく『バイパス』が出来て国道に格上げされると『旧国道』は県道などに格下げされます。
確か『バイパス』と『一般国道』の二路線までは国道として認められていて、『管理・補修』は国が行います。
昔『佐久市立浅間病院』へ行くのに、この岩村田の信号の無い交差点から『小海線』を渡って行きました。
現在『佐久市立浅間病院』前の道が『旧中仙道』です。
現在は『塩名田線』と呼ばれる県道154号線の事ですが、知らない人も多いのかも。

踏切を渡ると住宅地を抜け『岩村田高校』の南側に出るのですが、空き地を避けるように道路はカーブを描いて迂回します。
この迂回している場所に建つのが『御嶽神社』です。
神社なのに鳥居が無く、『御嶽神社』と書かれた石柱と小さな『御社』他に石碑が並んでいて、何だか近寄りがたいイメージが在りましたが今回立ち寄ってみました。

鳥居が無いんじゃなくて、根元から折れていたんですね。
更に夏草も伸び放題。参道すら人の踏み跡が残っていません。
この『境内』と『石碑』の間を中仙道が通っていて、昔の旅人は木陰に休んだのかも知れません。う~んロマン。

『月神尊』『庚申塚』『妙見尊』(なんと北極星を神格化した神様です)

『保食神社』(保食・うけもちのかみを祀っている神社です)
石の祠は?
この『鳥居』から真っ直ぐ続く御社が『御嶽神社』
『御嶽神社』には『おんたけじんじゃ』と『みたけじんじゃ』の二通りの読み方が在り、『木曽・御嶽山』に由来する山岳信仰が『おんたけ』 東京・青梅の神社は『みたけ』
我らが郷土力士『御嶽海』は『みたけ』
もし噴火災害が無かったら『おんたけさん』になっていたかも。
『御嶽神社・おんたけ』は割と日本全土に散らばっているみたいです。
山岳信仰では他によく聞くのが『白山神社』『浅間神社』
『立山』や『出羽三山』など『山』そのものが修験道者の修行の場で在ったりもします。
『八ヶ岳・蓼科山』にも山頂には『蓼科神社・本宮』が祀られていますけど、登山しなきゃ参拝出来ないです。
元気なうちに登っとこ。
PS 頑張れ~『御嶽海』 夕方、店番しながらの唯一の楽しみなんだから!

『不動尊』と『?』 でもどれも天然石の形が良い!