『米山城』から分岐まで引き返し、次に向かうは『砥石城跡』
誰が造ってくれたのか延々と階段が続きます。
(市の受注を受けた建設業者でしょうけど)
『クローラー』という運搬車は、ゴム製の無限軌道キャタピラー(固有名詞だっけ)のお陰で登坂能力も抜群。
富士山で働く人の移動手段や、負傷者の搬送、各山小屋への荷揚げも行います。
この階段に使用されている『心材入りプラスチック樹脂』も『クローラー』で運ばれたんでしょう。(ヘリで荷上げもあるかも)

お陰でぬかるんだ時でも安全に昇れるんです。
さもなければ滑って大変。
『木」は垂直に伸びますので、坂の斜度は推測できます。
結構きつかったです。小学校の遠足地なのに………。

一番狭い所では『チョモランマ』の『ヒラリーステップ』宜しく(規模は1/100)、岩の切通しになっており、人がひとりしか通れません。
基本坂道では『登り優先』です。(ケースバイケース)
城跡まで馬では駈上れず、鎧兜を身に着けていれば走って登る事も無理。
天然の要塞の意味が良く解ります。だって手ぶらで登ってもゼーハーゼーハー。

やがて頂上部の広場に到着。
『城郭』などの建物は一切残されていません。
ま、一息入れてから散策です。