道路から外れたこんな藪の中に石碑?
『経塚』はやっぱり人目に触れちゃぁ行けない場所?
それでも好奇心には勝てませんで、蜘蛛の巣掻き分け石碑の前へ。

いや立て札とかは新しいし。なら『道』くらい整備しといて欲しいなぁ。
きっと成長の早い『竹』の事、道を塞いじゃったんでしょう。

なになに………………そうですか。

確かに『多重の宝塔』の輪郭が彫られており、中には『梵字』らしき文字が刻まれている。
そして『道標・みちしるべ』

比較対象が無いので分かりづらいですけど、高さ20センチくらいです。
で彫られている文字は

群馬県~鳥居峠から続く『上州街道』と、松代~地蔵峠から続く『松代道(地蔵峠道)』、更には真田~上田へと続く『真田道』の重要交差点です。
戦国時代~江戸時代、移動する人にとって『道』の傍に無くてはならないモノ、それは『飲み水』です。
大事な拠点に『湧き水』や『清流』があればこそ安心して移動が出来ます。
自販機が至る所に設置され、自動車であっという間に峠を越えられる現代、『湧き水』の有難さを忘れちゃってる人が多すぎ。
24時間、大抵タダで手に入るんです。
美味しい『湧き水』で淹れたコーヒーなんて最高!(軟水に限りますけど)
車の中には常に空の『大型ペットボトル(4㍑焼酎用)』が入ってます。
なんせ『タダ』ですから。 お持ち帰り!