六地蔵

 

 童話『かさじぞう』で、正直者のおじいさんが、内職で『笠』(頭に被るタイプ)を造り、大晦日、街まで売りに行きますが………売れず。

 

 家に帰る途中、村の入り口の『お地蔵様』が雪を被っていました。

 

 心優しいおじいさん。雪を払い、売り物の『笠』を被せてあげました。

 

 しかし『笠』が一つ足りず、自分の手ぬぐいで『頬被り』してあげました。

 

 家で待っていたお婆さん。その話を聞いて「良い事をしましたね」と労います。

 

 そして翌日………。

 

 の『六地蔵』ですが、この『六』には意味が在ります。

 

 

 正確に云うなら『地蔵菩薩』 

 

 そして仏教では、『輪廻転生』と云う考えが在ります。

 

 一つの命が消えると、新しい命に生まれ変わるとされ、審判するのが『閻魔大王』(実は仏様)

 

 その時、『天上界』『人間界』『修羅』『畜生』『餓鬼』『地獄』の『六道』と呼ばれる六つの世界に生まれ変わるのだけれど、中には道を間違えちゃう者も出てくる。

 

 そこで迷っていそうな人に「どうしました?』」声を掛けたり、道案内をしてくれるのが『お地蔵様』

 

 そして各界の治安を図るのが『観音様』 此方も正しくは『観世音菩薩』

 

 『天上界=如意輪観音』『人間界=准胝(じゅんでい)観音』『修羅=十一面観音』『畜生=馬頭観音』『餓鬼=千手観音』『地獄=聖観音』と担当が決まっています。

 

 でも一番多く目にするのは、道の傍らなどにポツンと立っている小さなお地蔵様。

 

 地域の『守り神』や『道祖神』の意味合いを持つものや、『子供の成長』『病気治癒』などの『願掛け』に祀られたものなど様々です。

 

 『ぴんころ地蔵』もピンピン長生き、寝込まずボケず、コロっと往生!がコンセプトです。

 

 

 『ぴんころ地蔵』のある『成田山・薬師寺』は『真言宗』のお寺です。

 

 お地蔵さんに参拝する時は「オン カカ カビタマエソワカ」と唱えてみては如何ですか?