巨木

 

 『日本三大〇〇』って大好きです。

 

 この日も『日本三大峡谷』の一つを廻ってきた処です。(前章参照)

 

 燕三条から県道経由で国道290号線に入り、目指すは国道49号線。

 

 実はこの国道49号線。東北大震災の直後に救援物資を運ぶ際、まだ東北自動車道が復旧する前まで、新潟周りで福島に入るように指示された道です。

 

 『新潟市』から『福島県いわき市』までを結ぶ『磐越自動車道』ですが、震災直後は崩落個所などが在り夜中に国道49号線をひた走りました。

 

 そんな時に見つけたのが『日本一の巨木』の看板です。(前はこんなじゃ無かったような)

 

 この時は夜中でも在り、流石に山道を行く気にもなれなかったのですが、何時か行ってみたい場所に決めていました。

 

 

 山道に差し掛かると何故か道路に水が流れています。

 

 融雪用の水? にしては水量が多い。

 

 さては用水路がゴミかなんかで詰まって溢れてる?

 

 

 いやいや、車から降りられませんって。

 

 よく見ると用水路は『板』で塞がれ、ワザと水を道路に流れ出させているようです。

 

 やはり『融雪』の為みたいです。

 

 『融雪』に『塩カル』などを多量に使う山間部では、その下流域において『塩害』の報告も聞かれますし、雪が解けた道路に、『塩分』を嘗めに来る『鹿』などの『接触事故』も聞きます。

 

 自然に優しい融雪です。靴が濡れる位………

 

 

 坂道を下る水は『勢い』も手伝い、高をくくっていた水量は一瞬にしてくるぶしのカットを超えて靴の中まで『水浸し』

 

 そりゃ『ガキ』の頃なら『長靴』の中に水が入っても喜んでましたけど、いい大人が冬の『冷たい水』に『ずぶ濡れ』ってシチュエーションはあんまり経験ないです。

 

 やはり冬、雪国を行く際は長靴の準備が必要かな。

 

 余談ですが新潟県では冬、道路の中央部から水を噴出させて融雪させます。

 

 更には各家庭、職場の出入り口でも水を流しっぱなしにして融雪させる処も多いです。

 

 困るのは歩行者。時に水溜まりに足を突っ込んだり、噴出す水の勢いが強すぎてズボンまで濡らしちゃったり。

 

 ある時見掛けた雪国の高校生は、靴下の上から『スーパーのビニール袋』を履き、ズボンに巻き付けてテープで止めていました。それも数人。

 

 靴が濡れるのは当たり前。

 

 靴下、ズボンが濡れなければという発想ですね。