『神道』における『稲荷伸』は云わずと知れた『八百万の神々』の一つ。
『神仏混淆』により『仏教』の『神』、『ウケノミタマ』と混合され、京都『伏見稲荷神社』も在れば、愛知『豊川閣・妙厳寺』の『豊川稲荷』も存在します。
どちらも『農耕の神様』とされ、『五穀豊穣』や『養蚕』『商売繁盛』にご利益があるとされ、農業や商売している人に人気が有ります。
『鼻顔稲荷』も『養蚕』が盛んな時代、県下はおろか遠く『群馬』や『山梨』からも『養蚕の大量収穫』を願って大勢の人が訪れたと云います。
実は此処、当時若者の『出逢いの場』でも在ったらしく、『縁結び』や『子宝祈願』にもご利益在りとされていました。

そもそも『稲荷伸』をお祀りしていた『祠』は、社殿の裏にあるこの『洞窟』、ひっそりと佇んでおり知らない人も多いかも。
『狐』が住んでいたとかじゃ無いとは思いますが………。

現在の『参拝所』は、『ウナギの寝床』宜しく細長い社殿の最奥に在ります。

お賽銭を奮発して。もちろん祈願は『商売繁盛』
『玉屋商店』は『売り上げ』=『収入』に直結してくる『個人事業』ですので、死活問題です。
『何卒、何卒商売繁盛致します様、宜しくお願い申し上げます。』
※初午のこの日、人が居ないんじゃないんです。写り込まない様に撮影するのが結構大変なんです。
参拝を済ませた後、『湯川』河川敷にあつらえられた『御焚き上げ』の『祭壇』に向かいます。
以下、次回です。