石段の上に在る『招福の鐘』を願掛けしながら撞きまして、さて本堂へ。
本堂へは更に石段を上ります。

なんだろうこの『石』の配置、明らかに日本の枯山水とは違う。
やはり『中国文化』の影響ですかね。
で上りきると。

上の写真は2017年の時の物です。
現在は『達磨納め所』が造られていますので、お寺の側で達磨を並べてくれますが、この時は積み重なってる場所に自分で勝手に置いてきた様な。
『鰐口』が三つ在りますけどそれでも混雑時は長蛇の列。
あの~神社じゃないから『柏手』は無いでしょ。

『達磨寺』と書かれた提燈が掛けられている所を『木鼻』と云います。
日本では『獏』(鼻が長いから象と思っている方が多いですけど)が主流ですけど、『獅子』や『龍』何て処も在ります。
これは『唐獅子』ですかね。
で『長押』に『牡丹』なら ♬唐獅子牡~丹~(BY高倉健)
日本では昔、『神仏混淆』が起きまして、明治時代に『神仏分離』が行われるまで『神道』と『仏教』が入り乱れると云う現象が起こりました。
『京都・伏見稲荷』は『神社』 『愛知・豊川稲荷』は『お寺』
神社に『鈴』でなく、『鰐口』が下がっていたり。
『ぴんころ地蔵』の『成田山・薬師寺』の境内にも『鳥居』が在ったりします。
『御朱印』も,そもそもは『お寺』に写経を収めた人が、持参した『納経帳』に証拠の印を貰うというものでしたが、現在は『神社』も『寺院』も関係なく発行しています。
貴方の『御朱印帳』もゴッチャになってない?
ウチのは勿論、ゴッチャゴッチャ。