5月も下旬に突入なのに、この章は正月二日の事です。
(だって出かけられないじゃないですか)
『縁起達磨』は実は各地で造られたりしていますが、有名なのが
『越谷ダルマ』 関東一円、寺院の門前などで売られている『縁起ダルマ』はほぼ此らしいです。『成田山・薬師寺』の節分で手に入るのもこちら。
『松川ダルマ』仙台付近で見かける。極彩色の絵付けが施され、立像を表現した細長い形。両目が最初から描かれています。
『高崎ダルマ』真っ赤な『縁起ダルマ』で『起き上がり小法師』の様に底に陶器製の重しが付けられており、顔の表情も眉毛に『鶴』、髭に『亀』が描かれています。
達磨の『左目』(向かってじゃ無いです)を書き入れて『願』を掛け、成就後に『右目』を書き入れる。(選挙当選事務所の映像で見るヤツです)
ナント国内シェア80%以上とか。
無事に一年過ごせたら御焚き上げして貰い、新しい『達磨』を迎える。

会場のテントでは『達磨職人』による『文字入れ』サービスがあると聞き、列に並んびました。
自分の名前や祈願を墨書きしてくれるサービスで¥500也。
「先にダルマを買って来てから並ぶんですよ」と後ろから声を掛けてくれたのが中国人の方。
「駅前のダルマ市には初めて来たから助かりました」と丁寧にお礼を述べ、ダルマ販売ブースへ。
でもどのブースでも価格表示が無い。(時価だったらどうしよう)
縁起物だから相場価格らしいのだが、どうにも腑に落ちない。
毎年、『少林山・達磨寺』で『縁起達磨』を求め『魂』を入れて貰らってますので、何だかなぁの気持ちで会場を後にしました。


なんとなく『鶴』は解るけど『亀』?………。