山頂から降りかけようとすると地形図が設置されていました。
『おたっちう⁈』

初めて聞く言葉です。おそらく今は使われていない方言ですかね。
勿論行くに決まってますです。
移動することモノの3分。

集落の一角に旗が立っていました。
『縁切り地蔵尊』 ピンときましたネ。
『おたち』=『お断ち』

消防小屋・集会場の更に奥に『お地蔵様』が立っています。
しかも近寄ってみると

錆びた『ハサミ』の数々が奉納されています。
『糸切り鋏』『裁ち鋏』『文房具』や『キッチン鋏』まで多種多様です。
多分『切る』『断つ』の意味合いから『縁切り』に繋がったんでしょう。
と独り合点していると、後ろで物音がしました。
第一村人発見です。(テレビっ子か)
畑仕事に行くらしきお婆ちゃんです。
「おたっちうってどういう意味ですか」と聞くとカンラカラと笑いながら
「これは『縁切り地蔵』 おたっちうとは違う。」
「『おたっちう』って何ですか?」
「知らん」
「どこにあるんですか」
「道つたいに登っていけば旗が在るから、そこ入れば在る」
で又移動すること3分。
果たしてそこで目にした物とは………次回です。