急勾配

 

 『急勾配』と聞いて皆さん何を思い浮かべますか?

 

 黄色の道路標識に見られるのは、急坂を『%』で表記してあるもの。

 

 %表記だから 水平移動100mの間に何メートル垂直移動するかの事。

 

 

 上の写真は100m走る間に10m下るって事です。

 

 勾配10%だと角度に換算すると5.7度位です。(換算ソフト使用)

 

 晴れた日の舗装路を上るだけなら、こーちゃんのオフロードバイクは40度(助走距離や長さ、テクニックにもよります)位へっちゃら。

 

 天候によっては濡れていたり、アイスバーンになる事、場合によっては坂道発進を考慮すれば5.7度でも結構な急坂です。

 

 ポールが曲がってました。垂直は樹木を見てください。

 

 過去に最大斜度は13%(≒7.4度)ってのを見た事あります。

 

 鉄道軌道の勾配は、『‰・パーミル』で表現され、1000m水平移動の間に何メートル垂直移動するかで表現されます。

 

 日本最高勾配は『旧信越本線 軽井沢=横川 間に在った 66.8/1000‰です。1000m走る間に66.8mも高度差が出ます。

 

 これを角度に変換すると3.82度しかないんですけど、鉄道軌道にとっては大変困難な区間でした。

 

 以前はアプト式(ラック歯車とピニオン歯車をかみ合わせて)でこの勾配を上り下りしたそうです。

 

 その後は碓氷峠専用の『EF63型ディーゼル機関車』を2両も連結して、この急勾配の難所を切り抜けました。

 

 写真は無いですけど検索して見てください。カッコいいんだなこれが。

 

 

 更に『石段』では何と云っても『身延山・久遠寺』の男坂!

 

 

 287段の『男坂』ですが、一段の石が大きく、加えてこの急勾配。

 

 転落防止のため夜間通行禁止の看板が在りました。

 

 3スパン位に分かれていて、途中から『女坂』に避難する事が出来ます。

 

 こーちゃん、下から一気に登………れる訳なく、休みながらナントか上りました。

 

 勿論翌日筋肉痛!どころか夜中に痙攣ですよ。(『芍薬甘草湯』様様です)

 

 で『彦根城』の天守閣階段。

 

 

 垂直がズレてますけど柱を垂直と見てください。

 

 角度にして62度あるそうです。(梯子じゃないんだから。)

 

 此れには防衛の意味合いも有り、鎧兜を着けてこの狭く急な階段を攻め昇る事は難しく、仮に一人ずつ昇って来る事が出来ても、待ち伏せしていて先頭を突き落とせば容易に侵入を防げたそうです。

 

 天守閣は基本『生活の場』では無く、接待に使い景色を堪能して貰ったり、『決戦』の際の最終手段『籠城』において最後の悪あがきの場だったりします。

 

 城主じゃなくても『風光明媚』と『天下睥睨』を経験できるんです。

 

 昇らなきゃ!昇れるうちに。

 

 ※ 入り口には注意書きが在りました。更に高齢者の方にはさりげなく係員の方が忠告していました。

 

 (天守閣内にはトイレも無く、又混雑時には階段順番待ちの長い列ができるそうです。自己責任でどうぞ。)

 

 で最上階からの景色が………丁度時間となりました。