保津川下り、partⅢ

 

 暫くは土手の向こうに建物なんぞが見え隠れします。

 

 船頭さんが川の水を柄杓で掬って船べりに掛けます。

 

 『櫓』が擦れる『船べり』は、摩擦で削れています。

 

 水を掛けると実に心地よい音が響くんです。

 

 

 秋の紅葉シーズンは川下りも最盛期。

 

 折角遠方から来てくれる方々の為、紅葉シーズン中は緊急を除いて『護岸工事』などの『河川工事』をしないそうです。

 

 濁った川を下るんじゃ雰囲気ぶち壊しだもんね。

 

 行政、建設関係などの協力あっての事です。

 

 う~ん。晴れていればもっと気持ちよいんだろうなぁ。

 

 

 左岸の石垣の上に『請田神社』が見えます。

 

 水位計が在る所を見ると、結構水位が上がるのかな。

 

 神社を過ぎると川幅は段々狭くなり、必然流れが速くなります。

 

 やっと漕ぎての船頭さんが楽できますね。

 

 此処から先を『保津峡』といい、昔は『請田狭』とも呼ばれていたそうです。

 

 『保津川』とは『保津狭』を流れる川の呼称であり、『大堰川』として流れて来た川の呼び名が変わります。

 

 更に『京都』に入れば渡月橋で有名な『桂川!』

 

 別に珍しい事じゃあ無いですよ。

 

 長野県では『千曲川』でも県境超えれば『信濃川』、足して日本で一番長い川を『千曲川』って言いますもん。

 

 『琵琶湖』を流れ出る時は『瀬田川』でも大阪では『淀川』ですね。

 

 

 紅葉の始まった右岸の山肌を切り開いて、『トロッコ列車』の鉄橋なども見えます。

 

 早く『トロッコ列車』来ないかな。