黒部ダム駅

 

 トロリーバス(分類上は電車)から電気バスに替わったのだが、『駅』と表記されていた。

 

 下りのバスは、どうしても先頭に乗りたくて、わざわざ一本乗り過ごす事にした。

 

 お土産売り場も在るのだが特に買うものも無いし。買ってもバイクツーリングでは邪魔になるだけ。

 

 階段を昇り降りして汗をかき、Tシャツ一枚でいたけれど、流石にトンネルの中に造られた待合室では寒さを感じた。

 

 そんな待合室に展示されていたパネル。

 

 

 『日電歩道』聞いたことは在ったけど、まさかここまで過酷だとは思わなかった。

 

 断崖絶壁の岩肌に穴を開け、杭を打ち込み、丸太をロープで吊るす。

 

 歩いているニッカ・ボッカ姿の人は登山者だろうか平気な顔で下を覗き込んでいる。

 

 現代なら『コンプライアンス』とか『危機管理能力』とか言われそう。

 

 

 ・・・・・?

 

 『日電歩道』建設中の写真なのだが、この人たちはどうやって此処にたどり着いたのだろう?

 

 しかも足場用の木材なんかも立てかけたまま。

 

 実際には高さ数十メートルの断崖絶壁の中腹。

 

 『安全帯』とか『転落防止』が施されている様には見えない。

 

 誰がこんな所に歩道を造ろうと考えたんですか?

 

 『東京タワー』建設時の写真も、『鳶職』の人が地上高300mの鉄骨の上を、地下足袋だけで『安全帯』も無しで歩いていた。

 

 当時はそれが普通だったんですからね。

 

 こーちゃん『高所恐怖症』では無いですけど、絶対無理!

 

 しかも全部が繋がっていないこの足場をどうやって延伸していくのだろう。

 

 人間の栄知はかくも素晴らしい。

 

 待合室のベンチに座ると、赤外線センサーで作動したのか温風ヒーターが作動した。

 

 トイレも『水洗』て事は下水も在るの?

 

 『日電歩道』『水平歩道』興味ある人ググってね。

 

 動画を観るだけで涼しくなれます。