九份

 

 台湾行きを決め、台北観光では必ず行きたいと思っていた所が『十分』と『九份』

 

 二日目の市内バス観光の後、『十分・天燈上げ』は体験済み。

 

 三日目、自由行動の後、『九份・ナイトツアー(食事付)』

 

 集合時間の16:00ホテル・ロビーに集合してバスを待っていた。

 

 「お待た~せしました。九份ナイトツアーのおきぁく様。御あないします。」

 

 若い女性ガイドさん登場。

 

 流暢な日本語ばかりに接してきたからついついクスっと笑い声が漏れた。

 

 バスに乗り込み、自己紹介を始めた彼女。ナント独学で日本語を勉強し始めてまだ半年。

 

 それも主にyoutubeの日本アニメ。更にはBSのNHK放送というから驚き。

 

 つい先日も日本の京都へ一人旅してきたらしい。

 

 日本で中学、高校と英語を習ってきたのに満足に会話もできないじゃないですか。

 

 こーちゃんは世界共通ボディランゲージと、怖いもの無しのブロークンイングリッシュ。

 

 それでも何とかなるもんです。

 

 しかも「謝謝」と「ルーローハン」さえ言えれば台湾はOK。

 

 一生懸命片言の日本語を駆使し、片道1時間程の道のりをユーモラス交えて案内してくれる。

 

 「九份。意味は九人分です。昔此処に住んでいた人、九人だけ。山の中だから欲しいモノ買いに半日掛けて山降りる。買い物する。半日かけて山登る。買い物大変。だから沢山回数降りない。一人買いに行く。皆頼む。買い物する時同じもの九個買う。九人分。だから村の名前が九份になった。九份のフンの字。十分のフンの字の昔字。十分の町の名前も同じ。何でも十個。十人前。」

 

 たった半年、youtube見ただけで、英語で翻訳できます?いや並大抵な努力で無いです。

 

 手書きの『九份・タウンガイド』を配ってくれ、

 

 「バス駐車場は此処。でも車、バイクは細い道まで入って行きます。何故なら此処は人が住んでいるから。観光地だけど、人生活しているいる。私たち今から行くけど、生活の邪魔しない。道歩く時でも私たちが車の邪魔しない」

 

 

 日本では『お客様は神様です』が当たり前になり過ぎ、時にクレーマー問題などを起こす人もいる。

 

 時事ネタですけど、石垣島のラーメン店店主が日本人オフリミットを問題にしていた。

 

 賛否両論ありますけど、ラーメン店店主も問題提起を込めて決心したと思う。

 

 『金払う客』だから何でも許される社会じゃ無くなりつつある昨今。

 

 ガイドさん曰く「お邪魔します。の謙虚な気持ちで見学しましょうね。」

 

 彼女、日本の心まで学んでいたのね。