十分行く人

 

 台湾行きを決意させたのが、善光寺での天燈上げ。

 

 ランタンフェスティバルの一環で、善光寺の山門前で『天燈上げ』を行う。

 

 見に行かなきゃ。とばかりに店を早仕舞いして駆けつけました。善光寺。

 

 寒い中並んでました。2時間近く。

 

 時間になり、「ランタン入場」の声と共に向こうからゾロゾロやって来たのは

 

 

 あの~、ヘリウム風船に紙袋を被せてあるだけなんですけど。

 

 大きさも、人の頭と比べてみればかなり小さい。

 

 何より『火』じゃなくて『LEDライト』

 

 国宝『善光寺』のそばで、『裸火』使った気球を上げる訳ないじゃん。

 

 で『天燈上げ』と云えば『台湾』

 

 毎年各県持ち回りで開催される『ランタンフェスティバル・天燈上げ』

 

 日本からのツアー料金はいきなりハネ上がり、天燈上げ体験込みだと¥150000程。

 

 なら自分で『十分』に行けばいいやと。

 

 色んなツアー参加の人が三々五々集まり出し、「バスツアーで十分行く人、エレベーターで8階集合。九份行く人2階ロビー集合。101行く人3階。」とフロアー別に分けている。

 

 8階で待っていると、添乗員さんが来て「十分ナイトツアーの人、点呼とります。○○さん。××さんは三名。◇◇さん。と名字を確認。

 

 同姓ならどうすんだ?の不安をよそに点呼終了即出発。 

 

 準高速道路(無料)をバンバン飛ばし山の中へと進んでいく。

 

 

 「間もなく到着です」の声に辺りを見渡すと

 

 お~っ!上がってく。

 

 しかも、下から裸火が丸見え。青い空に向かってゆっくり飛んで行く。

 

 バスを降り、ガイドさんの案内する『天燈屋さん』到着。

 

 線路の脇で紙製の熱気球に筆で文字を書く。願いを込めて。

 

 台湾では、神様に願掛けする時には、住所・氏名・誕生日・願い事を神様に伝えなければならない。この場合はランタンに筆で書き込む。

 

 上手に書こうなんて思っていたらどんどん墨が垂れてくるから殴り書き。

 

 四面にそれぞれ願い事を書き入れると係りのお兄さんが、火口にぶら下がった紙の束に火を着ける。

 

 紙製の熱気球はパンパンに膨らみ、手を離すとゆっくり登っていく。