国立故宮博物館

 

 『衛兵交代式』で感激した後、バスは10分も走らないで『国立故宮博物館』本館地下のバス降車口に到着。

 

 バスガイドさんが口を酸っぱくしながら繰り返す。

 「台湾ではバス・タクシー乗車のお客さんもシートベルトは絶対しないといけません。運転手が罰金払わなければいけなくなります。駐車違反も運転手が罰金払います。『故宮博物館』は駐車禁止ですので、乗り降り以外に停まってるとすぐ違反切符切りに来ます。皆さん絶対遅れないで下さい。遅れた人は以降キャンセルとなり、自費でお帰り頂きます。」

 

 と言いながら停まった横には交番?(警察官詰め所)が在り、停まった時間と車両ナンバーを記録している。(様に見えた)

 

 急いでバスを降りると、間髪入れずバスは発車してしまう。

 

 入場料NTD350のチケットを一人一枚ずつ受け取る時も「遅れないで下さい。遅れた人キャンセルになります」を繰り返していた。

 

 でだだっ広い展示館を全て観れる訳も無く、とりあえず『白菜!』

 

 

 台北のガイドブックに必ず載っているのがこれ。

 

 翡翠を彫刻して『白菜にとまる蝗』が窺える。

 

 他に『肉石』と云われる『トー・ロン・ポー』にそっくりな石がある筈だったが、イベントで貸し出し中との事だった。

 

 正直、他には余り興味が無かったので急ぎ足で展示室を見て回り、管内併設の郵便局で切手なんぞを見て時間を潰した。

 

 バス到着10分前には集合場所に並んでいると、バスが到着。全員いそいそと乗り込む

 

 「姉さん。事件です」ってこーちゃんに姉さんはいないけど事件が起きてしまった。

 

 ガイドさんが点呼をとると一人足りない。その連れらしい人が携帯で連絡を取るも出発時間には間に合いそうもない。

 

 バスが停車してから5分も経たないうちに、交番から警官が出て来て「早く出せ!切符切るぞ」と言っている。

 

 ガイドさんが警官にナントかカンとかと謝罪した後、ドアが閉まりバスは発車。

 

 車内には『え~っ?』という空気に包まれた。

 

 ガイドさん曰く「バスの運転手さんに罰金の支払命令が出る所でした。かなり高額になりますのでスミマセン。次に向かいます。」

 

 『一日市内観光バスツアー』の最後に、シビアな一面を見せつけられたが、最初から言われていた事だからしょうがない。

 

 この後『ナイト十分・天燈上げ体験』へと向かう為、バスの乗り換え場所へと向かう。

 

 車内は重い空気に包まれたまま………