龍泉洞。

 

 10代の頃、山本譲二さんの歌う『みちのく一人旅』が流行りました。

 

 『みちのく』という言葉の響きに、バイクでツーリングするなら東北だ!と心に決め、

 『会津若松』『金色堂』『龍泉洞』『奥入瀬渓流』『八郎潟』などを廻る計画を立てました。

 

 東北自動車道も、カーナビなんかも無い時代。

 

 本屋で旅行ガイドを立ち読みし、此処いいなと思った処をリストアップ。

 

 ¥4000近くした全国道路地図だけを頼りに『ゴールデンウイーク・みちのく・一人旅』と洒落込んだのが高校生の時。

 

 ところが資金不足の悲しさかな。高い入場料、拝観料に『又来ればいいさ』と格好付けちゃったりしたもんだから、再訪したのは実に40年振りになります。

 

 その時は確か、盛岡市まで国道4号線バイパスなんぞをひたすら北上。右折して岩泉だったと思います。

 

 今回は太平洋側から岩泉へ。

 

 

 そこかしこに『龍」

 

 そして『龍泉洞』の駐車場へ到着。

 

 

 駐車場には車が数台。大型バス専用駐車場にも観光バスの姿は無し。

 

 こんなに人気無いの?って思うくらい人が居ませんでした。

 

 チケットもぎりのお姉さんに「あんまり観光客が来ないんですか?」と失礼な質問をすると、「冬場の午後だとやはり減りますけど、今日は特に少ないです。」

 

 カメラ撮影の可否を確認した後、¥1000の元は取るぞと洞窟の中へ。

 

 

 薄暗い通路には、滴り落ちる水滴が溜まり、歩くとピチャピチャ足音が響く。

 

 他に人影も無し。ただどこかの水路を流れる水音と、自分の足音だけの世界。

 

 他に観光客でもいれば話し声でも聞こえてきそうなもんだがそれも無し。

 

 点在するLEDの照明を頼りに奥へと進んで行く。

 

 ここで停電になったら?とか、大きな地震でも起きたら?なんて想像したら、一段と涼しくなる事確実です。

 

 しまった。LEDライトを車に置いて来た。まぁ何も起こらないだろうけど。

 

 まぁ、またまた続く。